角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

いざ、日暮里っ!

2009年01月13日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
赤基調の野球ボールプリントをベースに、合わせはエンジです。少し前にも一度ご紹介したベース生地ですが、やっぱり面白いですね。平生地はこちらです。




トップページの二月実演スケジュールを修正しました。3日~8日、少しお休みが長くなります。
実は角館あきんど塾の仲間であるさんさんサンの提案で、東京ビッグサイトで開かれる「インターナショナルギフトショー」の訪問をあきんど塾事業とすることになったんです。角館からあきんど塾の仲間十名ほどで、2月3日・4日と上京します。

この「インターナショナルギフトショー」は、私にとって忘れることの出来ない見本市です。ほぼ二年前、2007年2月14日のブログにも綴っていますが、15年間のサラリーマン生活で幾度も出展社として参加していました。若い頃、ちょうど角館のお祭りと会期がぶつかって、泣く泣く上京したこともありましたね。
会社を辞め独立してからも「ギフト」は生業の中心でしたから、「沙佳屋(さけいや)」としても何度か足を運んでいます。「国内最大の見本市」の触書きはダテじゃないですからねぇ。

草履職人となってからは、「仕入品」に無縁のせいもあって足が遠のいていました。このたびもさんさんサンの提案がなければまったく行く予定なんてなかったのですが、あきんど塾事業と決まったら話は別です。商売のネタ探しとしては薄くとも、「あきんど」の末席を汚すひとりとして、せいぜい見聞を広げて来ますかっ。

そしてもうひとつ、上京には大きな目的があります。それは「日暮里」、言わずと知れた繊維の街ですね。このブログにもたびたび登場する「東京の仕入部長」が探してくださる布生地は、すべて日暮里のものです。翌四日は朝から夕方まで、日暮里での生地探しを予定しています。

「今日の草履」のような面白い生地、せいぜい集めて来ましょっ。

コメント
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