角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

嬉しい悲鳴。

2008年09月26日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔4000円〕
白と黒のマス目プリントをベースに、合わせは紺です。昨日の「今日の草履」と合わせの色違い、こちらも落ち着いた「洋」の雰囲気が綺麗と思います。

今日のブログタイトル「嬉しい悲鳴」は、実は私個人のことではないんです。それは絶賛開催中の「男鹿和雄展」、開幕20日からの飛び石四連休で7000名近くが入場したそうです。グッズコーナーの売上も、予測をはるかに超えています。
一昨日でしたか担当の市職員が西宮家を訪れた際に言った言葉が、『いやぁ~、嬉しい悲鳴だんシよぉ』。

ただ予想を超えた人気に、「角館・町めぐりスタンプラリー」用のラリー帳が不足する事態なんだそうですね。聞くところによると入場チケットの数さえ危ぶまれるとか。おそらく追加印刷で対応するとは思いますが、これは当初の市側の予想が的外れだったのかも知れませんなぁ。

スタンプラリーには角館の住民も多数参加しています。私の目前にある西宮家スタンプコーナーにも、顔なじみが毎日必ずやって来ますね。私が西宮家で草履を編んでいることを話しには聞いていても、実際に見るのは初めてという人もいました。それだけ「町の人が町を歩いている」ことでしょうから、「男鹿和雄展」が遺す功績は多方面に渡って大きいと思うんです。

ときに話題にのぼる秋田県出身者の「偉業」、今とっても身近で感じています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする