角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

さて角館開催は!?

2008年09月19日 | 実演日記


今日の草履は、昨日の草履の奥様用です。二年前のご注文は「ピンクと赤とオレンジ」でした。このたびも同じような配色をご希望だったんですが、現在明確なオレンジが手元にありませんでした。そこで「世界に一足」をお約束してお任せいただいたのがこちらになります。
二足揃って本日の便で出発しました。ぜひお楽しみにっ!

角館では男鹿和雄展の話題が活発です。数日前からテレビコマーシャルも流れ、今日の朝刊にも詳しく載ってますね。いよいよ明日が開幕、スタートからの飛び石四連休で弾みをつけたいところでしょう。

今日スタンプラリーのポイント箇所を、東京のスタッフさんが回ってきました。心の優しそうな若者ふたり、私にも笑顔で挨拶してくれました。さすがはスタジオジブリの関係者、純粋で素朴なスタッフさんが集まるから、あれだけの作品が出来上がるんでしょうね。

終わったばかりの札幌会場は、入場者13万人を数えたそうです。会場の美術館はこの企画が過去最高の人出だったとか。北海道の雄大な自然にジブリの世界、なんかその人気が分るような気がします。
さて角館はどうなりますかっ。札幌開催はおそらく北海道全域から集まったでしょう。角館開催で、もし東北全域から集まってくれたら…と思うと、お祭りあとの寂しさなんて言ってられませんなぁ。

そうそう、今月の当地は男鹿和雄展だけが話題ではありません。あさって21日は田沢湖マラソン、そして28日は秋田内陸100キロマラソンが開催されます。
お祭り八日、秋田市から遊びに来てくださった男性はマラソンランナーでした。『21日に田沢湖マラソンに来るんで、そのときまで一足作っててくれる?』というご注文をいただきました。明日はまずこちらの男性の草履を編みましょー。

今秋の角館、やはりいろんな出逢いが生まれそうな予感ですなっ!

コメント
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