角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

将来の父娘。

2008年02月12日 | 家族の話


今日の草履は、彩シリーズMグループ24cm土踏まず付き〔4000円〕
緑唐草をベースに合わせは紺、真ん中にエンジを配してみました。まず二色使いが私のセオリーなんですが、冬場の在庫作りを中心にこうした三色や四色使いをします。
バリエーションを増やす意味合いはもちろんながら、自身のマンネリ防止にも一役買っているんですね。

先日の同期生新年会で自動車学校の話がありました。同期生の中には、すでに高校を卒業している子を持つオヤジが何人もいます。最近運転免許を取得したという女の子のオヤジは、『娘の運転だば、おっかねぇ…』。これは気持ちが分かりますね、今の私では想像すら怖いです。

そして取得費用、今は30万円を越えるそうですよ。中古自動車が買えるほどの金額ですね。同期生のひとりに、『双子だばたいへんだどぉ』と言われました。双子に要る費用がたいへんなのは生まれたときから経験していますが、さすがに自動車学校だけで60万円というのは、別の意味で怖くなりますなぁ。

想えばあと三年で高校卒業、さらに二年で成人なんですね。選択は自由ですが酒も飲めるわけです。
あきんど塾の新年会で、私と同年代の女性会員に『父さんの晩酌サ付き合わねおご?』と訊いてみると、たった一言『やんだぁ』。
「イヤだ」の秋田言葉なんですが、『付き合わないの?』の問いかけであれば『付き合わないよ』の返答でイイわけです。これがいきなり『イヤだ』の場合は、かなり敬遠している証しなんですね。

さてわが家の将来はいかがなりましょうや。私の草履はカラーバリエーションがひとつの命ですから、酒飲みオヤジの「マンネリ会話」だけは避けたいと思ってます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする