ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

花談議

2013年05月08日 | 今日この頃

          「ペチュニア」   尼崎・立花      (13-5-8)



図書館に行ってきました。頼んだ本の順番はまだまだ先のようなので、今日は
本棚から3冊選んで来ました。

何時もの通り、綺麗な花は咲いていないか? とキョロキョロしながら歩いてい
ると、見つけました。「一寸痛んでいるのもあるし、撮ろうかな?」と考えて見つ
めていました。

人の気配がしたので、そのほうを見るとおじいさん(私よりは若い?)が出て
こられました。「綺麗ですね~、お花が一杯咲いているので、見させていただ
いています」と言いました。嬉しそうに「どうぞどうぞ」と言われました。
「写真を撮らせていただいてもいいですか?」「どうぞ」「ガザニアがまだ蕾で
すが、咲きましたら、黙って撮らせていただいていいですか?」「どうぞ、3色
ありますよ」

「今一番綺麗なのは、このバラですよ」指し示されました。「もうじき、大井戸
公園もバラが満開になりますね」とか花談義に話が弾みました。

「ランも育てているのですよ」そこには小さな温室がありました。窓を開けて
くださったのですが、花は残念ながら横顔です。でも立派であることは見て取
れました。「座敷から見えるように、そちらを向けて置いてあるのです」

温室には小さな扇風機があったので「換気ですか?」と聞きますと「蕾がつき
ますと、風を当ててやらないと咲かないのです」え! そんなこと初めて聞い
たわ!と驚きましたが、この方の経験から、それが正解なのでしょう。それで
ないとあんなに立派なランは咲かせられないもの。

何時もより半時間早く家を出たのですが、花談議に花が咲いて、何時もの時
刻に図書館に着きました。

そこで、久しぶりの知人に、ぱったりと会いました「お元気そうですね」と声を
かけました。「「元気じゃなかったんですよ。でも少し元気になったようです。
お互い元気でいましょうね」「図書館にはよくこられますか?」と聞きますと
「割と、よくきますよ。声をかけていただいてありがとう」

こんな機会がないとお目にかからない人でした。これが私が「花談議」で来る
のが遅かったからの出会いでした。人との出会いはこんなものなんでしょうね。
不思議なことです。ご縁があったということでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする