ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ラスト・レッスン

2013年01月25日 | 今日この頃
 
             「シクラメン」   神戸・サンチカ     (13-1-21)


寒い一日でした。レッスンに出かけるころには、風がピューピュー吹いて、木の
枝がざわめいておりました。

出場者の座席が決まりました。私は、客席に一番近い席のようです。例年です
とA~Bあたりまでの人数ですのに、今年は240名とかでA~Dまで埋まってい
るようです。

今日が練習最後と言う事で、大方の方が出席されているのか座席も満杯でした。

「ナブッコ」イタリア語なんですが、急に、楽譜を見ないと言うことになり、ビック
リ仰天。思い返せば、何年か前にも、見ないことがあったと記憶していますが、
その時は今より数年若かったのと、初めから「暗譜」と言われていたので、どう
にか覚えたような気がします。

しかし本番を後2日に控えて「暗譜」と言われても、早々頭に入るわけがあり
ません。歌える所だけ歌って、後は口パクで行こうと決めました。ところがと
ころがです、家に帰って、パソコンで調べますと、私の今年の席が、一番端の
客席から、良く見える場所なんです。「ええい! 女は度胸! 」と行くことにし
ます。お隣の人頼みですが、何方かが分かりません。どうか歌える方であって
ください、そうすると、私も釣られて歌えると思うのです。メロディは覚えていま
すから。

それと、今度の席は客席に張り出しすぎて、先生のタクトが見ずらいのです、
見ようとすれば客席に後ろを見せることになります。私は普段でもいつも先生
のタクトを目で追っています。それが出来ないと成ると、後は隣の人の声を頼
るしかありません。もし、隣の人が「音痴」だったとしたら、万事休すです。

他力本願はいけないね。自分の歌唱力を信じて、気楽に楽しもうと言う結論で
す。「案ずるより生むが易し」って言葉があるじゃないですか。ねぇ!

                             (2020回)
















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