ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

柴田トヨさん

2013年01月24日 | 思い出話

               「ミセス橋本」   雄花     (12-5-5)


20日に101歳でなくなった柴田とよさんの告別式が営まれたようですね。自分
の年齢を考えたときは「あ~、もう80歳か」と何となく心細くなるのですが、トヨ
さんの事を考えると、「20年いじょうあるわね~」と何となく安心する、生きる目
標だったトヨさんが亡くなられて、「どうしようか?」と考え込んでしまいます。



私はトヨさんの詩のファンでした。優しい言葉で、心に染み入る言葉で、明るく
前向きに生きようと示してもらったことに感謝しています。

上の三冊は、トヨさんと息子の健一さんの本です。去年の夏に、大阪の高島屋
でトヨさんの「詩」を有名人が筆で書いた展覧会にも行きました。

あれは8月2日でした。午前中はその展覧会を見に行って、午後からは息子さ
んの講演会に行きました。

その時「母はもう、詩が作れない状態です」家ではなく施設に入られたと聞きま
した。それにしても、101歳にして、長患いもせず、人に迷惑もかけない大往
生だったのだろうと、うらやましく思います。

トヨさんは言っておられましたね。年は取っても女だから、いつも身だしなみ良
く、薄化粧を欠かさないって。私はお化粧がめんどくさくて仕方がありません。
トヨさんのお話から「そうだよね~」とお化粧をしようとしたのですが、3日坊主で
終わってしまいました。

トヨさんの笑顔は良いですね。私もあんな笑顔で年を重ねて生きたいと思いま
すが、中々なれません。まだまだ色んなことに欲があって、それが顔に表れて
いるようで、寂しいです。

トヨさんの明るい笑顔に少しでも近づけるように、頑張りたいと思っています。

トヨさん、希望をありがとうございました。

     


コメント (2)
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