ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

三匹のおっさん

2013年01月08日 | 読みました

         「マユハケオモト」   今年は3輪しか咲きませんでした     (12-12-10)


今年第1回目の図書館行きです。重たい本を背負っていき、取置きの本を3冊
借りて来ました。如何して、こうも借りる本の時期が重なるのでしょうか? 
ない時は1冊もないのにね~。中々うまいこといきません。タダで借りるのです
から、文句は言えません。やっぱりありがたいです。


三匹のおっさん       有川 浩

題名を見たときは「いやな題名やな~」と思って躊躇したのです。でもこの作家
は好きな人だったので、借りました。


                         本の前後の見開きから とりました

「ノリ」「キヨ」「シゲ」と言うおっさん3人とノリの娘早苗とキヨの孫、祐希が高校
生だ。第一から第六までの事件をおっさんたち3人が、解決していくと言うお話
なんです。

第一話 キヨ後頼まれて警備員をしている「エレクトリック・ゾーン」で起こった、
カツアゲを解決。偶然にも孫の祐希もアルバイトをしている。

第二話 町内に痴漢が出ると言うので、おっさんたちは動く。ノリの娘が被害に
あいそうに成ったのを助ける。

題3話 シゲの奥さんが、元同級生だと言って近づいてきた、男性に詐欺にあ
いそうに成ったのを助ける。

第4話 祐希たちの卒業した中学校では、1年生の時生き物を飼って、世話を
することになっている。飼っていたカモにむごい怪我をさせる事件が次々と起
きて、それを聞いたおっさんたちが犯人を見つけて解決する。

第5話 早苗のクラスメート・潤子がモデルのスカウトだと言って近づいてきた
男に騙されて従ってしまう。そしてそれが風俗チラシである事を知ったが、後の
祭り、暴力的になった男に成すすべもない潤子をおっさんたちが助ける。

第6話 悪徳業者の催眠商法に掛かってしまったシゲの奥さんの友人を助ける
ため、3人のおっさんも、一人ずつ、その店に通って、内情を調べる、初めは話
を聞くだけでお土産をくれると言い、次は、健康にいいからと色々の商品を勧め、
最終的には70万円の浄水器を押し付けようとする。集まる年寄りは品物が欲し
いわけではなく、独居で、寂しいのである。そこに行って、商品を買えば、優しく
話を聞いてくれる販売員と話したくて、通っている事を知る。そして、やはりおっ
さんたちが解決する。

単純なお話ですが、今の世の中を描いている。まだ続きがあるようで、次も申し
込んで在ります。 


     「ネズミモチ」   2本あったのですが、1本何故かかれてしまいました   (12-6-2)
コメント
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