ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

インド家庭料理 (45回)

2013年01月30日 | 今日この頃

     「インドの花嫁さんのカレンダー」   花嫁さんは その地方によって装束が違うそうです
          上はカシミール地方     下はタミール地方



     
               ↑   今日のテーブル     ↓   マイ・ディシュ


12月はお休みでしたから、2ヶ月ぶりのお教室でした。

上のカレンダーは卓上カレンダーで、どちらかも見られるように、両面が、写
真は違うのですが、月は同じと言う作りになっていました。今年1年はこのカ
レンダーも楽しんでください。

結婚のお話ですが、インドでは娘側が「もらってください」とお金?をつける
そうです。日本の「結納」と逆ですね。日本でも「持参金」と言う制度があり
ますけどね。

娘が生まれると「金製品(18金)を買い始めるそうです。金はすぐ換金可能
な財産ですからね。娘が嫁入って、お金がいるとき、すぐ現金になるからと言
う親心ですね。

そんなこんだで、今のインドでは3人兄弟(姉妹)は少なくて、過っての日本
と同じ子供は2人だそうですよ。でも巷の噂では、もうじきインドの人口は中
国を追い抜くと言われていますよね。

披露宴に友人を呼のか?と聞いてみました。1000人はざらだそうですよ。
驚いたな~。インドではお料理は「温かい」のがご馳走だそうで、お皿に並べ
ておくのではなく、日本の「屋台」「バイキング」のように、その場で作ったもの
を供するそうです。

国が違えば、全て違うのですね~。目から鱗でした。


マルワニ バデ
マルワニ:地名   バデ:揚げパン






下の写真の右が、元の形(フエヌグリークシード)  中央が少し水を加えた
もの 左が、一晩水につけて固いペースト状にしたもの。

米粉に調味料を入れたものに、フエヌグリークシードを加えてよく練り、平た
く延ばしたのが、上の写真。それを油で揚げるとふっくら膨らんで出来上がる。

調味料の中に、少し「苦味」が入っていて、それが食欲をそそる感じ。


キャベッジ マサラ(ショリー先生の故郷の料理)




フライパンを熱して、調味料を炒めて玉ねぎをいため、トマトを入れて、煮込
み、最後にキャベツを加えて、軟らかくなるまで炒める。

キャベツと玉ねぎの甘味の炒め物。

サゴティ マルワニ チキン
サゴティ:マルワニ地方の地名




チキンを色々な香辛料に漬けておく。玉ねぎをいためて、色々な辛料をペース
ト状にしたものと混ぜ合わせて、ペースト状にする。コノペースト状の香辛料
とマリネしたチキンをあわせて煮込む。

これが、はじめの揚げパンとよく会います。是はその地方でセットで作られる
という。食べてみて、その事実が真実と知りました。


ライス キール
キール:牛乳で煮込むデザート




お米をお粥のように軟らかくたいておく。ミルクにお粥を混ぜる。サフラン、
砂糖、レーズン、ピスタチオ、アーモンドを入れて弱火で煮込む。

「白いおぜんざい」と思われたようですが、私はアルコールを抜いた「甘酒」
のようだと思いました。ピスタチオ等のプチプチ感が、口の中で良い感じで
した。ほっこり温かくなるデザートでした。

「お米に牛乳」と言えば中学の同級生の男子に「ご飯に牛乳をかけて食べる」
と言う子がいて、私は信じられなくて、異邦人を見るような気持ちで彼を見て
いた事を思い出しました。色白の男の子で、家はお金持ちで、「牛乳ご飯」で
色が白いのかな~、と思っていたのを思い出しました。同期会には一度も出て
こられませんが、牛乳飲んで、きっと元気でしょうね…。
コメント
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