緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

エアクリーナー・アウトレットホース交換

2014-06-28 22:41:38 | 
どんよりとしたすっきりしない天気だ。
テレビが突然映らなくなったり、レコード・プレーヤーの音が片側しか聴こえなくなったりと、電気製品の調子が悪い。取り換えとなると痛い出費だ。
今日は車の話です。
今乗っている車は軽の小型四輪駆動車なのだが、四輪駆動にするためのトランスファーという駆動装置や、リーフスプリングといった重量の重い部品を装備しているので、車体重量が重くなり、出だしの加速が普通の軽自動車に比べ何倍も遅いし、アクセルを強く踏み込まないと後ろの車に追突されかねないほどの遅さである。
それでもターボが付いているので、速度を上げるにつれてスピードも上がってくるが、私の車は口径の大きいタイヤを履いているので、加速はかなり苦しい。
つい数か月前まで、ブリヂストンのジープ・サービスという6.5インチの大口径タイヤを履いていたが、高速道路の上り坂、例えば関越自動車道の新潟県と群馬県の県境にある三国峠という長く急な上り坂を上る時など、アクセルを目いっぱい踏む込んでも最高40kmの速度しか出ず、峠の頂上にある三国トンネルの手前で後ろのトラックに迫られてヒヤヒヤしたことがあった。
それにこのタイヤ、ものすごく大きな騒音がするので、車の中で会話をするときなど、大声で話さないと人の話声など聴こえたもんでない。高速道路を走る時などカーラジカセの音量をMAXにしないと聴こえない。
このジープ・サービスは数年前に生産中止となった。とんでもないタイヤだったが、デザインや形状が良く、気に入っていた。
出だしの加速時にアクセルを強く踏み込むとそれだけガソリンを多く消費する。燃費の悪い車は加速する時により強くアクセルを踏み込まないとスピードの出ない車である。出だしが加速の良い車はそんなにアクセルを強く踏む必要はない。燃費を良くするには出来るだけアクセルを踏まないようにすることで、これを意識して運転すれば、少しではあるが燃費を良くすることも可能だ。
しかし私の車は車重が重い上に大きいタイヤを履いているので、アクセルをどうしても強く踏まざるをえなく、燃費はちょっと人に言えないほど悪い。
今まで少しでも加速が楽に出来るように、社外パーツを試みてきた。金属製(アルミ)のインテーク・パイプや、タコ足のエキゾースト・マニホールドなど装着したが、正直何も変わらなかった。変わったとしてもほんの極くわずかといったレベル。タコ足のステンレス製のエキマニなど高価であったが6、7年で亀裂だらけになり、車の中にまで排気ガスが入り込む始末で、これは数か月前の車検の時に、溶接で直してもらった。
それでもあきらめずに、出だしの加速に効く社外パーツで何かいいものがないか探していたが、インターネットでエアクリーナー・ボックスから伸びているアウトレット・ホースがゴム製ではなく、金属製(ステンレス)のものがあるのを見つけた。単にゴムが金属なったというだけでなく、パイプの中にに吸気効率を高めるために仕掛けがしているらしい。



この手の製品に対しては半信半疑のところもあるのだが、ボーナスも出たことだし、手の届かない高い値段でもなかったので損を覚悟で試してみることにした。
今日これが届いたので、早速、純正のゴム製のアウトレット・ホースをエアクリーナー・ボックスとタービンから伸びるパイプから外し、装着して車を走らせてみた。



下の写真は外した純正のゴム製アウトレット・ホース。



結果は、驚くような加速ではなかったが、確実にアクセルが軽くなり、加速が良くなっていた。特に緩やかな坂道でより効果が体感できた。
思うに、出だしや坂道での加速時にレスポンスを上げるためには、吸気系の手当てが必要なのではないか。排気系は平地での高速運転では効果を生むが、加速時の馬力が必要な時には圧倒的に吸気系の効率性が必要とされるように感じる。車重の重い車を長い間乗ってきた経験から感じることである。
次のボーナスの時にはインタークーラーからサージタンクまでの間にあるゴム製のインテーク・ホースを、真ん中が大きな筒状に膨らんだ金属製のパイプを試してみようと思っている。
燃費がリッター1km改善されれば、1か月500km走るとしたら約800円、今までよりもお金を費やさなくて済むことになる。この金属性パイプにかけた投資が約1年で回収できることになるので長い目で見れば得である。
燃費の改善は長い期間で考えれば、生活にとってとても重要なことではないか。
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