緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

爪破損 爪の長さと音の関係

2014-01-26 00:02:34 | ギター
こんにちは。
この1週間はとても忙しく、睡眠時間4時間くらいの日々が続きました。
今日は休めたのですが、ギターを弾いている途中で居眠りをしてしまう始末です。
夕方1時間半ほど仮眠をとったらすこぶる元気になった。
前にも書きましたが睡眠が短いと健康にすごく悪い影響が出ます。
まず記憶力が落ちます。名前をすぐに思い出だせなくなったり、心臓に強い負担がかかって動悸がしてくるなどの症状が出てきます。
これらの症状も休息を取ることで解消しますが、長く短時間睡眠を続けると確実に体が蝕まれます。
脳や心臓の細胞は再生しにくいのでしょうが、私の場合は好きな音楽を聴くことで回復の手助けをすることにしています。
さて数日前に爪を割ってしまいました。人差し指の爪ですが、弦との摩擦で一部凹凸となった部分に何か(タオルかな?)が引っ掛かり、裂けてしまいました。
割れたり裂けてしまった時には、損傷した部分が広がらないようにヤスリをかけてこれ以上引っ掛からないようにしておきます。
そして写真のように女性が使う樹脂製の付け爪を適当な形に切ってアロンアルファで接着します。この方法は以前のブログで紹介しました。



この方法でもかなりいい音が出せます。費用も安く済みます。ギタリストにとっては必需品ですね。
ところで今日この付け爪をした時に、薬指の爪の長さを偶然なのですがいつもより短く切っていました。
先日ブログで紹介した方法(800番→1200番の紙ヤスリ→研磨布)で磨いていざギターを弾いてみると、驚くほどきれいな音が出せたのです。
薬指に限らず他の指の爪もいつもは指の先端から1mm以上出るくらいの長さにしていたのですが、今日の長さは手の平を顔の正面に向けて指をピンと垂直に伸ばした状態で見た爪の長さが、指の先端の肉からわずか0.1mmほど出ている状態でした。



これは意外な発見でした。
今までも何年かに1回くらいの割合で、爪を切って磨いて弾いた後で、非常にいい音の出る時があったのですが、その時の爪の長さをよく確認していませんでした。
爪を長くすると弦との摩擦により爪が削られて凹凸が出来やすくなり、音が弾いているうちに雑音が混じるようになります。爪の長さを必要最小限にすることでこれを回避できるのではないかと思います。爪を割ったりなどの損傷も防げます。
爪を短くすると弾弦時に弦が指の先端の肉(変な表現?)に接触する面積と圧力が大きくなります。しかしこれが良い音に結びついているのではないかと思う。
ただ余り短くしすぎると指の先の肉に掛かる圧力が強くなるので、早いパッセージが要求される箇所は弾きづらくなりますね。
このデメリットと、爪との接触による雑音を回避する長さとのバランスをベストにできる長さを見つけられれば思っています。
明日は人差し指と薬指を試します。
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4 コメント

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Unknown (ごまねこ)
2014-01-27 15:34:22
少し前にトレモロの練習をしていました、爪の切り方がわからず、苦労しましたが、思い切ってきりきりに切ったところ、案外うまくいきまして、指腹で弾く感じです。同じようなことですね。
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Unknown (緑陽)
2014-01-27 23:52:03
ごまねこさん、こんにちは。
お久しぶりです。
今回全く意図せず偶然薬指(a)を短めにして弾いた音が、自分にとっては5年に1回出るかぐらいの本当に美しい音だったんです。全く雑音のない芯のある音でした。
爪を短くすると指の腹に弦が当たる面積と圧力が大きくなりますから、強い芯のある音が出ますが、その反面、指先の腹に掛かる圧力で速い指運びがしにくくなります。
それと昨日気づいたのですが、指の先端の腹に弦が当たる瞬間に出る独特の雑音(トントンという感じ?)も生じます。
逆に爪を長くすると弦が直接爪に当たるカチカチという雑音がします。それに弦に引っ掛かりやすくなりますね。
結局どんな長さでもデメリットはあり、いろいろ試して自分にベストな長さを探していくしかないですね。
私は当面短めで試していきます。なるべく圧力が強くなりすぎないように意識してみるつもりです。
ごまねこさんも、いい音がでる爪の長さが見つけられるといいですね。
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Unknown (ごまねこ)
2014-01-28 15:19:09
結局、左手と同じく、ピアノ用に使うようにきりきりです。
力のある音ではないけれど、それはその人の個性だと、先生はいわれます。ギター(ほどほどの)もピアノ(これまたほどほどの)も両方出来て調子いいです。
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Unknown (緑陽)
2014-01-28 23:46:46
ごまねこさん、こんにちは。
ごまねこさんはピアノもお弾きになるのですね。
私はその昔、中学生の頃、ある曲を弾きたくて姉のピアノでハノンを練習したが1週間ほどで挫折してしまいました。
今でも弾きたいとは思いません。でもピアノを聴くのは大好きです。
また歌を歌うのは大嫌いです。でも合唱曲を聴くのは大好きです。
いい音を出すには爪の状態以外にタッチの方法、楽器の選択など色々な要素が重なりますが、他の楽器、例えばピアノの音を聴くことも大いに参考になりますね。
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