緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

オイルキャッチタンク交換(2)

2017-01-28 21:51:31 | 
今日は久しぶりに暖かい1日であった。
正月明けにオイルキャッチタンクに溜まったブローバイガスを排出しようと、ゲージ兼排出口のビニール管をブラケットから引き抜こうとしたら、このところの寒さでカチンカチンに硬化していたのかなかなか抜けず、無理やり力を入れて引っ張ったら、ビニール管が切れてしまった。
このオイルキャッチタンクは2個目で5年ほど使ってきたが、その前に付けていたオイルキャッチタンクも今回と同じように排出用のビニール管を切ってしまい、交換するはめになっていた。
また同じ過ちを繰り返してしまった訳であるが、このクスコ(CUSCO)製のオイルキャッチタンクはゲージとオイルの排出を兼ねている構造に問題があると思う。冬の寒い時期にビニールは硬化するので、切れる確率は高まる。
ゲージはそれ専用とし、排出口はタンク下部にドレンボルトを付ける構造の方が長持ちするし、オイルも排出しやすい。
最近のオイルキャッチタンクはドレンボルトを開けてオイルを排出する構造が殆どであり、クスコもこの構造に変えるべきだ。
このクスコ製の製品は結構高かったので、ビニール管を切った後でホームセンターで同じ様な管を見つけて修理しようかと思ったが、止めて新しいものを買うことにした。
今乗ってい車も走行距離15万km近くまできた。20万kmまでは乗りたいと思っているので、新しいタンクを付けても損は無いと思った。
市販されているオイルキャッチタンク昔は高級品が多く、値段も1万円以上するものが殆どだったが、最近はインターネットによる販売により、2千円程度でも手に入るものがある。
しかし、自分の車に合うように設計されていない汎用品なので、適合する取付金具をホームセンターで色々探したり、場合によっては自作しなければならなくなり、その分の費用もかかる。エンジンのヘッドカバーとタンク間、サクションパイプの接続部とタンク間のホースも同様に、車の取付位置によっては長さが足りなくなるので、別に購入しなければならなくなるので結構面倒だ。
これまで使ってきた2個のクスコ製のオイルキャッチタンクは汎用品なので、取付金具を自前で用意し、足りないホースは3千円以上もする別売りのものを購入せざるを得なかった。
クスコ製のタンクにはうんざりしたので、今回の交換にあたっては、車種専用設計でしっかりとした造りのものを購入することにした。
そして以前、金属製のサクションパイプとインテークパイプを購入した時と同じメーカーから買うことにし、2週間前に届いたが、このところの寒さで屋外での交換作業はさすがにつらく、今日になってやっと実現した。

購入した商品。





タンク下部に蝶ボルトのドレンが付いている。

これまで取り付けていたクスコ製のタンクとホース。









地面の染みは、こぼれたブローバイガスの液化したもの。
物凄い臭いがする。いかにも人体に悪い臭いという感じだ。

レベルゲージの折れた部分をガムテームで応急処置していた。



タンクを外した後。



ラジエータと冷却水のリザーブタンクを固定する部分にボルトを共締めして取付金具を固定する



取説にこの固定ボルトを付属のSUS製ボルトを使用することが書いていなかったので、取り外したボルトで金具を共締めしようとしても長さが足りず、取り外したクスコ製タンクの長脚の固定ボルトを再使用して組み立てた。
後で付属のSUS製六角ボルトがこの部分を固定するためのものだと気付き、取付金具をいったん取り外しまた取り付け直す。
取説にはきちんと記載して欲しいものだ。2度手間となってしまった。
下は取り外したボルト。長さが足りない。



これが購入した新しいタンクに付属していたボルト。



取り外したタンクの中に入っているブローバイの臭いが強烈で気分が悪くなってきたので、処分するためにビニール袋に排出。
写真の茶色い液体がブローバイが液化したもの。これを車から排出したままにすることは法律で禁じられており、吸気側に還元して燃焼させる構造にしなければ車検が通らない。



取付金具を固定し、タンクを取り付ける。タンクはSUS製(クスコはアルミ製)。



2本のホースを引き回し、タンクとエンジン側、吸気側と接続し、ホースバンドで固定。



インタークーラーやラジエーターホースなど高熱を発する部分に付属のスポンジや、手持ちの耐熱布で養生する。





このタンクはクリップを外せば取付金具から取り外せる構造になっているが、オイルを排出する時にわずかに動かせるくらいか。


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