緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

久しぶりの日本酒(11)

2019-10-11 22:13:38 | グルメ
明日から三連休。
三連休の前日の晩は日本酒だ。
勤め帰りに買った、佐賀県の「東鶴」という銘柄の酒を、思いっきり開放感に浸りながら飲んだ。



ちょっと甘口だが、味は悪くない。

今、こういうタイプの日本酒が増えているように思う。
ただ自分としては、甘さを控えた、米の味がする日本酒が好きだ。
20代の頃、長野の上高地に撮影旅行に帰りに駅の売店で買って飲んだ酒が、そういう味だった。
この時のこの日本酒の味が最高だった。
日本酒がこんなに上手いと思った初めての酒だった。
もう銘柄など憶えているはずはない。
手がかりは、陶器の入れものにおちょこが付いていたことだ。

「東鶴」を飲みながら、天乃屋の歌舞伎揚げを一袋、全て食べてしまった。



明日関東地方に大型の台風19号が上陸し、鉄道も朝から殆ど運休になるようだ。
なんとNコン高等学校の部が中止だという。史上初だそうだ。
今年は入場整理券の抽選が外れ、テレビでの鑑賞となったが、楽しみにしていただけに残念だ。
全国大会出場が決まっていた高校はとても残念でならないであろう。
今までどれだけ頑張ってきたことか。
代替日は無いのか。
主催者は、別の機会に、努力してきた高校生たちのために何とか演奏の機会を与えて欲しい。
せめて録音して、審査するとか、何等かの手段はあると思う。
私も大会は中止になっても、録音でもいいから演奏を聴きたい。
出場校のこれまでの努力を無為にすることはあまりにも勿体ない。
高校生たちにとっては、一生に一度あるかないかの体験だから。
その体験を得るためにしてきた努力が報いられるように願いたい。

この台風の前の静かな夜に、室井摩耶子さんのライブ録音を聴いた。
ベートーヴェンのピアノソナタ第14番とシューベルトのピアノソナタ第21番。
80代半ばでのコンサートの録音だった。
正直驚いた。
80半ばという高齢を感じさせない技量はもちろんのこと、その音楽表現の深さと音の多彩さに感動した。
2か月くらい前に、室井さんの98歳のコンサートが長野で開催されることを主催者の方がコメント欄でお知らせくださったが、何と明日。
しかし台風で延期となったようだ。
延期後の日程が合えば、またまだチケットが取れるのであれば、聴きに行こうと思う。

ベートーヴェンもシューベルトも苦悩の人生を歩んだようだが、シューベルトはすごく孤独感を感じる。
室井さんのこの録音の感想はあらためて近日中に記事にしたい。

明日は外に出られないから、ギター三昧かな。
久しぶりに文学書も読みたい。
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