アグスティン・バリオスの『フリア・フロリダ』(バルカローレ)を初めて聴いたのは、佐々木忠の録音だったと思う。
もしかしてジョン・ウィアムスだったかもしれないが、ジョンの演奏の記憶は全く残っていない。
とにかくこの佐々木忠の録音にものすごくインパクトを受けた。
27歳の時だったと思う。
「樽平」をがぶ飲みして、チャイコフスキーの「悲愴」を何度も気の済むまで聴き続けた時期を脱した頃だった。
真っ暗な長いトンネルの先にごくわずかではあるが、光が見え始めた頃だったと思う。
その時に、この佐々木忠の弾く『フリア・フロリダ』の演奏に出会った。
とても優しい気持ちが終始貫かれており、その中で、感情の高まり、人が潜在的に持っている眠っていた力、エネルギーを引き出すかのような力強さに満ちた箇所が随所に現れる。
はっきり言って素晴らしい。
今日久しぶりに聴いたが、27歳の頃に感じたものと全く変わっていなかった。
音楽の演奏は根本的には頭や理屈では無いことを教えてくれる録音だ。
残念ながらYoutubeにはなかった。
もしかしてジョン・ウィアムスだったかもしれないが、ジョンの演奏の記憶は全く残っていない。
とにかくこの佐々木忠の録音にものすごくインパクトを受けた。
27歳の時だったと思う。
「樽平」をがぶ飲みして、チャイコフスキーの「悲愴」を何度も気の済むまで聴き続けた時期を脱した頃だった。
真っ暗な長いトンネルの先にごくわずかではあるが、光が見え始めた頃だったと思う。
その時に、この佐々木忠の弾く『フリア・フロリダ』の演奏に出会った。
とても優しい気持ちが終始貫かれており、その中で、感情の高まり、人が潜在的に持っている眠っていた力、エネルギーを引き出すかのような力強さに満ちた箇所が随所に現れる。
はっきり言って素晴らしい。
今日久しぶりに聴いたが、27歳の頃に感じたものと全く変わっていなかった。
音楽の演奏は根本的には頭や理屈では無いことを教えてくれる録音だ。
残念ながらYoutubeにはなかった。