緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

G.マネンテ作曲「ピエモンテ皇子」を聴く

2019-11-09 22:27:26 | マンドリン合奏
今日、車を運転していたら、昔学生時代に弾いたG.マネンテ作曲の「ピエモンテ皇子(PRINCIPE DI PIEMONTE)」のワン・フレーズが浮かんできた。
この曲はマネンテの曲だとは思ってもみなかったが、とにかく明るく楽しい曲だ。



今日はとても陽気のいい日だったから、こんな曲が浮かんできたのか。

Youtubeで探したら投稿が2つだけだった。
意外に少ない。

マンドリン演奏 ピエモンテの皇子


調べてみたら、ピエモンテ皇子とは実在のイタリアの人物だったようで、このピエモンテ皇子の娘、マリア・ピア王女のために、マネンテは「サヴォイアのマリア・ピア王女(Principessa Maria Pia di Savoia ninna-nanna)という曲を献呈している。
この曲もYoutubeにあった。

Principessa Maria Pia di Savoia ninna nanna G Manente


この曲はハバネラ風の穏やかな曲だ。
「ピエモンテ皇子」という曲は、実在したピエモンテ皇子のために作曲されたと思われる。

またマネンテは、ピエモンテ皇子とベルギー王の娘との結婚式を祝って、祝典行進曲「恵まれた結婚」という曲も作曲しているが、この曲は演奏機会が多いようだ。
あと有名なのは「華燭の祭典」。
この曲は学生時代に弾いたが、ギターパートはかなり技量を要した。
因みに曲はマンドリンオリジナル曲ではなく、吹奏楽曲を中野二郎が編曲したと言われている。



ピエモンテ皇子のギターパートは結構気に入っていた。
とくに下記の部分は卒業してからも、今でも忘れたことはなく、弾くことができる。





ピエモンテ皇子のメロディを思い出していたら、小学校5年生の時の下校時だったか、1年生の教室掃除のときに流れていた、あの口笛の曲、何ていう曲か思いだせないが、楽しく、「さあ、やるぞ」という気持ちが湧いてくるような曲も浮かんできた。
この曲、何ていう曲なのだろう。もう長い間、聴くことも無い。
あの頃はとても楽しかった。
教室の壁の上の窓枠によじ登って、その小さな窓をぞうきんで拭き掃除した思い出が蘇ってくる。

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