世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

救済するぞ

2014年11月05日 22時53分56秒 | Weblog
昨日に引き続き、今日も忙しかった。いや、それ以上に。

午前中、後輩女子Cちゃんと私は吉熊上司に呼ばれた。
どうやら他部署が新システムを使いこなせていなくてパンクしているらしい。私とCちゃんは、社長指示で、急遽そこに送り込まれることになった。

つーか、私にも応援が欲しいんだけどな。しかしそんなことは口が裂けても言えない。

吉熊上司の物の頼み方は非常に上手い。人当たりがいいのと腰の低さ、頭の回転のよさでピカイチだと思う。今回の新システム導入プロジェクトも彼無しではできなかったに違いない。だから彼の頼みにならば、笑顔で「はい!」と言えることができる。


午後、その部署に吉熊上司と私とCちゃんで行った。
その部署では我々を超ウエルカムモードで迎えてくれた。救世主的な歓迎である。


いざ作業開始。
吉熊上司は多忙なので離脱。あっちの方で他部署の人とやりとりをしている。
反対ばかりをしている他部署の次長を上手く説得しているっぽい。

私も頑張らないと!

ふと隣を見ると、前々から気になっていた女性が座っているではないか。
喫煙所仲間内で彼女は麻原さんと密かに呼ばれている。麻原尊師に似ているからである。
気を許すと、脳内で「尊師マーチ」が流れてしまい困惑。
しょうこうしょうこうしょこしょこしょうこう~♪救済するぞ救済するぞ救済するぞ救済するぞ救済するぞ~♪


尊師の声、迫り続ける商品・・・嗚呼、最終解脱できそう!今ならば空、飛べっかも。
「尊師マーチ」に洗脳されつつあったそのとき、後ろの席で「疲れました~」と時々心が折れそうになるCちゃん。
彼女を生暖かく励ます。そうだ、我々は丁稚奉公に出されたんだ。「『おしん』なんだ」と自らも励ます。
でも30歳になりたての後輩女子Cちゃんは「おしん」を知らなかった。がーん。


18時前に開放。
Cちゃん共々ぐったり・・・。
自席に戻り、稟議書を受付け、制服の処理を行う。
残業中、「お疲れ様!今日はありがとう!明日も宜しく!!」と言う社長を捕まえ、稟議書に捺印をもらい、出張の交通手段とホテルを確認。

もうね、自分の仕事が終わらなくてもいいんじゃね?という境地に至った。
吉熊上司も良いっていってるし。
やっと自分のハードルを下げることにした。
これぞ最終解脱!じゃないと自らをポアしかねない。



残業後、ドラッグストアへ。
お試しサイズの「ファイチ」が切れたので購入。
貧血の改善が感じられたので120錠をがっつりゲット。



明日も修行・・・いや、仕事、頑張ろう。