goo blog サービス終了のお知らせ 

世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ししゃも君の歓迎会

2013年01月10日 | Weblog
我が経営管理室に、他部署からやってきた殿方・ししゃも君。
彼の歓迎会が今日、居酒屋で開催された。
ししゃも君はあるプロジェクトに関わっている。その部署の人たちも参加。けっこうな大人数だ。
そして我らが社長も出席。

ししゃも君は誰かに似ている。
誰だっけ…?
そうだ。ドラマ「セカンドバージン」で鈴木行を演じた長谷川博己だ!

似てる!

さて、歓迎会。
席はクジ引きで決めた。
私は喫煙者なので端っこ。
しかも、隣にはあまり話したことがない他部署の課長。
目の前は喫煙所でいつも失言を繰り返すT君…。
どうなるんだ、これ?

社長から開会のスピーチ。彼はひどい風邪なう。

「カンパーイ」

次から次へと運ばれてくる料理に感動。
ここは、本社女子たちで開催した巨大女子会の会場になった店で、たしかそのときも料理が美味いと感じた。





酒が進むにつれ、また体調が思わしくない社長が帰った瞬間から急に盛り上がる我々。
(今回の宴のスポンサーは社長なのに)


隣の課長と話をしたところ、彼は小惑星探査機はやぶさのファンだと知り、急に親近感が湧いた。
NECの底力に唸ってしまうとのこと。
明日「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のDVDを貸す予定。



前の席のT君がうぜー。
酒の席で、仕事の愚痴を上司に言うなっつーの。愚痴だけならまだしも、喧嘩を吹っ掛けるなよ、おい。酒が不味くなる。
やっぱ、この人、空気が読めないんだわ…と思っていたところに、ししゃも君が巡回してきた。
「よろしくお願いします」と。
彼は社内で見かける私を「怖い人」「周囲に壁を作っている人」だと恐れていたらしい。
とても愛想よく振る舞っているんだが。

「優しそうで安心しました。和服とか似合いそうですね」
と言われた。
私が夏の一人旅で、京都にて舞妓コスプレをしていることを知っているらしい。

打ち解けてよかった。

店長が祝酒を一升入れてくれたり、大きな杯を回し飲みしたり、本当、楽しかった。


そうこうしている内に、吉熊上司、巡ってきた。
「この子は俺じゃないとダメなんだよな?」
と私に言った。
たしかにそうである。
もしも吉熊上司以外の人が私の上司だったら、きっと私はこの場にいないはず。



「宴も酣ではございますが」
という室長の言葉で、中締め。


大方の人は帰っていった。
ししゃも君も帰るとのこと。
「お先に失礼します」

その瞬間。

彼の口から、トランプが大量に出てきたのである!!!!
もうね、本当、滝のように。
一瞬、嘔吐したのかと思った。

そうだ…彼は大学時代、マジックの部活にいたんだっけか。
今度は鳩を出してもらいたい!!!!


若者4人が残った。
後輩女子Cちゃん、私、後輩男子タイスケくん、T君。

なぜか後輩男子タイスケくんとT君が議論し始めた。
喧嘩腰になるT君。大人気ない。悪い人ではないんだろうが、空気が読めなさすぎ。楽しく飲もうよ。
もう、いいかげんにしろと、Cちゃんと顔を見合わせてしまった。

最後は和解したが。
ドキドキしてしまった。

そんなこんなで23時半。

新たな仲間も増え、暫くは自分にとって刺激的な毎日が続くだろう。
でも昨日までの不安感はだいぶ払拭された。
酒の威力に感謝。

さて、明日も仕事。
そして来週末の飲み会(巨大女子会新年会バージョン)もここで開催されるという…。

コメント (2)

ハト吉くん

2013年01月09日 | Weblog
実家の庭にハトが巣を作り、やがて産卵、今では雛がピーチクパーチクしているらしい。

母ヨーコたんの雛への溺愛っぷりったら、凄い。雛鳥をハト吉くんと名付け、ハト吉くんを撮影するべく20倍ズームのデジカメを購入したらしい。

そんなハト吉くんは、昨日の朝、巣を脱走したとのこと。
母ヨーコたんとクマパパは心配して、庭を探しまくったが、行方不明。
以前も赤ちゃんハトが野良猫に殺される事が、この庭では何度かあった。

今日になり、ハト吉くんの親が椿の木の中に入るところを目撃した母。この中にいるに違いないと見てみたら、いました、ハト吉くん。

まだ赤ちゃんだと思っていたけれど、巣立ちは近いかもしれない、とは母の談。

実は私も昨日からハト吉くんのことを心配していた。
もしも野良猫にやられてしまったら…ハト吉くんの死骸を見た母はさぞかし泣いているだろう、とか。

無事でいてくれて本当に良かった。

本当の巣立ちを迎え、大空を元気良く羽ばたいてほしい。
コメント (2)

春よ、来い

2013年01月08日 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間、3時間半。まあ普通。
秘書検定の勉強をしながらひたすら待機。

気付いたらうたた寝をしていた。今日は、ちょっち忙しかったので、仕方がない。

★業界紙に載せる社長の言葉を考えた。
毎年この仕事は社長から依頼されて私が請け負うことになっている。
ブログ歴8年の腕が鳴る。それなりにプライドを持ってあたっているのだが、いざ社長に提出したら、赤をたくさん入れられた。その通りに直すと、凄く明瞭な文章になり、感動した。やっぱ、凄いんだな。社長。

★制服のサンプルが出来上がってきた。業者・デザイナーと打ち合わせ。
なかなか素敵な出来栄え。社長にGOサインをいただいたので、あとは夏の衣替えまで突進!頑張れ、自分。


…そんなこんなで、今日は、疲れた。


さて、診察。
クマ医師、かわいいー!なんか、今日は、水色のベストを着ていた。もふもふしていて、ぬいぐるみみたいだった。

年末年始を挟んだわけだが、その間、私の体調、精神面共にまあまあであったなあと思う。
年末はだいぶ疲弊していたが、正月で親に甘えて元気になった。
ただ先週の土曜日出勤は眠くて辛かったことを報告。
「正月休みに休みすぎたのかもしれません。休んで疲れるっていうのもアレなのですが」と自己分析を報告。
クマ医師、「くっくっく…」と爆笑していた。


「先月進められたアロマ、すげー!眠れる!!」ということも、報告。
寝付きがよくなった。
そんな勢いで、軽々しく、
「今年は減薬したいと思います」
とか言ってしまった。
クマ医師、超びっくりしていた。
私がノリで口走ったことをお見通しなのだろうか、
「ゆっくりやっていきましょうね」
と優しく言われた。


不安要因は、経営管理室に明後日から男子・ししゃも君(子持ちだから)が来ることだ。
国立大卒のけっこうなエリートで負けず嫌いらしい。
上手くやっていけるだろうか。

クマ医師に
「まあ様子を見ましょう」
と言われた。

受け入れる側もこれだけ緊張しているのだもの。
来る方のししゃも君だって、恐らくかなり緊張しているに違いない。
明後日、ししゃも君の歓迎会があるので、じっくりと彼を観察しょう。



クマ医師に「お大事に」と言われて送り出された。
彼の声を背中で受けながらここを出るときは、「いってらっしゃい」と言われているような気がする。
で、また2週間後。
彼のクマのような胸に、積み重ねてきた2週間の全てを投げつける。
そんな7年が過ぎようとしている。


処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール




今週の会社の花(ロビー)は、梅の木が生けられていた。
春よ、来い。
早く、来い。



春よ来い/槇原敬之


コメント (5)

御神籤

2013年01月07日 | Weblog
他部署のI姐さんとのお喋り。
昨日彼女は初詣に行き、御神籤を引いたらしい。
大吉だったとのこと。
そういえば後輩女子Cちゃんも大吉だと言っていた。
私は二荒山神社へ行ったとき引いた御神籤は末吉だった。

I姐さん曰く、大吉は安心してしまうし、向上心が削がれるので嫌だと言っていた。何とも真面目な彼女らしい発言である。
「吉とか中吉ぐらいがちょうどいいのよ」
とのこと。
「嫌だ嫌だ!私も大吉が良いですぅ!」
と駄々をこねたら
「あらら。困った亮子ちゃんね」
と飽きれられてしまった。

そして、
「おたくのCちゃんも大吉だったんだ。へぇ~。じゃあ大吉同士で仲良くしようっと。亮子ちゃんは末吉だからダメ」
とか言う。
余計駄々っ子になる私。

これが今回引いたおみくじ。三角みくじ。


願い事…春より秋がよい。思い立つ事月末にせよ。
だって。


ちなみに御神籤の順位、大吉と凶以外、良く分かっていない私。
調べてみた。

大吉
中吉
小吉

半吉
末吉
末小吉

小凶
半凶
末凶
大凶

へぇ。
いつも中吉~末吉ばかりを引いている気がする。
印象に残っているのは、浅草寺で時々引く凶ぐらいだろうか。


今年引いた御神籤には、ストーンマーケットで販売していそうな黒い天然石が入っていた。
恐らくオニキスだと思う。
同封されている説明書には「黒は全ての色の要素を内包しており、威厳と力を表わし、優位に立ちたい時など印象付けたい時に効果的な色です」とのこと。
お守りにしようっと。

I姐さんの言っている通り、末吉ぐらいでちょうどいいのかも…自分。




今日は帰りにクリーニング店に寄った。
七草がゆのことをすっかり忘れていた。
コンビニでカレーうどんを購入してしまった。
冷蔵庫の中におつまみ用のチーズがあったので、加熱後半に投入してみた。
おいちー。


近々、実家の玄関に鎮座している木彫りのクマが、我が家にやってくる。わくわく。


かなり大きい子である…。
場所確保のために、少し、掃除でもすっかな。
(ついでに、運気向上も願う)


上野 ぶらぶら日和

2013年01月06日 | Weblog
上野東照宮で開催されているぼたん祭りに行ってきた。



このイベント、昨年行きたかったのだが行きはぐったのでリベンジ。
牡丹、大好き。
あのずっしりとして華やかな様が何とも言えない。
皿に盛ったふぐ刺しのようなヒラヒラした花弁にも触りたくなる。

牡丹の花言葉は「高貴」。
その名に相応しく、苑内には多くの牡丹が傘の下で優雅な佇まいをしていた。


高貴そのもの。







白い牡丹も雪みたいで素敵。





「寒いよな」
「な」
「早く春、こねーかな」
「だな」
と話しあっているみたい。






まさに花の女王様。





一番惹かれた牡丹。
ピンク色のヒラヒラした花弁がなんとも麗しい。
「ごきげんよう」と微笑んでいるみたい。




ほっこりしていて愛らしい。








五重塔をバックに。





吉熊、牡丹をバックにハイチーズ。


「綺麗だねえ」
と吉熊。



「おやゆび姫はいるかな?」
…いないんじゃね?



「何だろう???」



牡丹の他の植物も目を楽しませてくれた。


蝋梅
春っぽい香りが鼻腔を擽った。
この香りを嗅ぐと、春はもうすぐって思う。心がウキウキする匂い。



万両
赤いプチプチが可愛い。



三つ又
ふわふわで不思議な植物。




嗚呼、楽しかった。
久々に花を堪能した。
花を撮影している時が一番楽しい。
被写体の花と心でお喋りをする尊い時間。



上野東照宮をぶらぶら。



「広島・長崎の火」
故・山本達雄氏が被爆した広島の焼け跡から故郷・福岡県星野村(現・八女市)に持ち帰った平和の塔の「原爆の火」と、長崎の原爆瓦から採火した「長崎の火」を合火して、燃やし続けられている。
煌々と燃えていた。



頭上には柚子(?)



灯篭の前で。




上野公園内を散策中、黒猫に遭遇した。にゃあ。



蛙の噴水。



寒くなってきたが湯島天神まで歩く。
今年、秘書検定一級にチャレンジしようと思っているので、その合格祈願をするべく。
今日の湯島天神はけっこう賑わっていた。

それぞれの願いが詰まった絵馬。




菅原道真の牛くん。
「お久しぶりだモー」


お守りを購入。


勉強しなくっちゃな…。



上野駅まで歩く。
再び上野公園へ。
動物のイルミネーション。
クマさんとかもいる。


一日だけの休み。
新年初の散策を満喫できた。
明日からまたハードな一週間が始まる。

牡丹のように高貴な心構えで頑張ろう☆



コメント (2)

「はだしのゲン」

2013年01月06日 | Weblog
広島市へは何回か旅行で行った。
尾道に行く前や後に。


小学校5年生の時。
私たちのクラスの学級文庫は担任の福田先生の本が置かれていた。
「モモ」「ああ無情」「少年探偵団」など。
福田先生は、教育熱心な男の先生で、厳しく、怖かった。
でも「算数のテストでクラスの平均点が90点を超えたらアイスを奢ってあげる」
とか言うひょうきんな面もあった。(たしか70点ぐらいでアイスは奢ってもらえなかった。90点以下の者は名指しで立たされるという有様。勿論私は90点以下だった)
屋上で給食を食べさせてくれたり、毎日日記を書く楽しさや百人一首、第九のドイツ語の歌詞などを教えてくれたり、「魚偏の漢字」を列挙してくれたり、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を教えてくれたり、それまで知識欲とは無縁にあった私の人生に福田先生は大きな影響を与えてくれた。

「おまえらバカだ」
が口癖で、
「ふざけんじゃねえ」
といきり立ち、
「こんなにバカじゃ、ノアの箱舟に乗れねーぞ」
という謎の発言をしていた福田先生。
クラス全員に対する説教が18時を過ぎることも多々あった。
先生には一年しかお世話にならなかったが、濃い月日だったといまだに思う。


彼プロデュースの学級文庫には漫画「はだしのゲン」も置かれていた。
漫画大好きな男子はこぞって取り合いになり、私が「はだしのゲン」の一巻を手に取ることができたはたしか夏だったと思う。
「なんかすごい漫画だった」と先に読んだ子が言っていた通り、読むのが躊躇われるほどインパクト大だった。
栃木の小学生だった私は、広島という名前は知っていたけれども、どこにあるのか知らなかった。
「~じゃけんのう」というゲンたちの話し方に驚いた。

当然原爆のことも知らなかった。
そんな私に、あの作品は様々なことを教えてくれた。

先日、原作者の中沢啓治さんが亡くなった。
ゲンは中沢さんそのものらしい。
恐る恐るページを捲ったあの漫画の風景が現実のものだったとは、中沢さんの死で改めて感慨に耽ってしまった。
そして、何度か訪れた広島の原爆資料館で見たものが急に思い出された。
今では展示物になってしまった数々の品々の背景にはゲンのような体験をした人の人生があったのだ。

「戦争は良くない」という普遍的なテーマを真っ直ぐに伝えた「はだしのゲン」。
心がまだ柔軟な小学生時代にあの漫画を読めて良かった。
学級文庫にあの作品を置いてくれた福田先生に感謝である。










土曜出勤の風景

2013年01月05日 | Weblog
朝、一応は起きられるのだが、支度にとりかかるまで時間がかかって困る。結果、どうしても遅い時間に家を出て、駅まで凄い形相をしながら歩く羽目になる。そんなに会社に行くのが厭なのか…自分。行ったら行ったで、普通に働けるので、恐らく道中の寒さが厭なのだと思う。でも夏の暑さよりはマシ。夏は化粧が剥げるし、湿気で髪も纏まらないから。だからまだ寒いのは許せる。そんなことを考えながら出勤。

今日は12月分の経費の締めを経理に提出する日。
請求書を取りまとめる途中、ある業者さんが請求金額を8,400円を84,000円と記載していたので、指摘。
担当者が「てへぺろ」という感じで唖然。おいおい…。

午後は、第3四半期決算の定性的情報等の文章を作成。
このような情勢のもと、当社は…から後が続かない。
吉熊上司と二人で考え込んでしまった。耳から煙がモクモク出てきそうな勢いである。…来週詰めよう。


今日は会議があるので、会議開始前15分に会長の携帯に電話をかけた。
…でない。自宅にも電話をしたのだが、…でない。他部署にも…いない。
ウォーリーをさがせ!ではなく、会長をさがせ!状態である。彼にココセコム、装着したい。
リダイヤルをしまくり、会議10分前、ようやく会長が電話口に出た。
やはり彼は会議のことなんてさっぱり忘れていた。
既に会場にいる社長に「会長は会議に遅れるとのことでございます」と連絡。ふー。


花屋さんがやってきて、ロビーと階段の踊り場に花を飾ってくれた。今年初。
今週及び来週の花、地味だが凛としていて好き。今年も季節ごとの美しさで私の目をたのしませておくれ。



さて、明日は休み。
今日は貧血の症状が出てしまい、焦点が合わないことが多々あった。
明日はゆっくりしたい。
でも、あれもしたい、これもしたい。
一日だけなので大切に過ごすべく、今日は夜更かししないで寝ようっと。

コメント (2)

「やってられない月曜日」(柴田よしき)

2013年01月04日 | Weblog
2013年、最初に読了したのは「やってられない月曜日」(柴田よしき)
これは面白かった。
昨年読んだ柴田よしきさんの「桃色東京塔」も面白かったが、この作品も良かった。

【あらすじ】
私、高遠寧々、28歳。実はコネ入社だけど、いちおう大手出版社経理部勤務。彼氏なんていなくても、気の合う同僚もいるし、お気楽な一人暮らしを満喫中。でも、そんな平凡な日々にも、不倫、パワハラ、社内イジメなどなど、いろんな事件は潜んでて―。「やってられない」本音満載のワーキングガール・ストーリー。


こういうOLものって、大体、広報部や営業のバリキャリが主人公だったりするのだが、これは経理部の女性が主人公。
私は元々総務部で今は経営管理室の人間なので、最初から最後まで親近感を持って主人公寧々の日常を辿れた。
日々何気なく流れている日常の中にも様々なドラマは展開している。
その地味な着眼点が、嬉しい。そうそう、そうなのよ~っていう激しい共感。


寧々は仕事を淡々とこなし、尊敬できる上司や仲の良い同期に囲まれて日々生きている。
趣味はNゲージの模型作り。自ら開設したホームページで自作の模型を販売している。
彼氏いない、一人暮らし、…なんだか私に似ている!?

節約しようと自分に誓い、コンビニ通いを止めてスーパー通いにし、重いレジ袋を提げて帰るシーンなどという些細なところにも共感できたが、一番「おお!」と思ったのは以下の文章。領収書の処理の仕方で、以前寧々と喧嘩した営業部の小林が偶然秋葉原で寧々に会い一緒に帰るシーンでの言葉。

「ただの偶然なんだよね、すべて。高遠さんがうちの会社を選んだ動機と、俺のそれとは違うし、入社年度も違うし。その倒れた人と高遠さんが、毎日同じ電車に乗り合わせるのだって、ほんとうに、ただの偶然だ。だけど、その偶然がたくさん重なって、俺たち、知り合ったり、喧嘩したり、飲みに行ったり…好きになったり、憎んだり、するわけだ。もし何か、ほんの些細なことが違っていたら、決して出逢うことはなかったかも知れない者同士が、偶然っていう、なんか不思議なもののせいで出逢って、互いの人生を互いに変え合っていく。そう考えると、縁(えにし)、って、なんて神秘的なんだろう、と思う」

このことは私も常々考えている。
それを文章にしてくれたのがまず嬉しいのと、その内容に改めて深く共感。

吉熊上司が当社に入社した偶然。
私が当社に入り、店から本社に異動してきた偶然。
後輩女子が当社に入り、店から本社に異動してきた偶然。
その偶然が重なって、今の経営管理室は成り立っている。
もっと大きな視野で考えると、同僚や上司、同期も…みんな縁で結ばれている。

文章で読むとインパクトは大きい。
そして、その縁がかけがえのないものに思えてくる。




2013年。
今年も面白い本に出会えますように。


仕事始め

2013年01月04日 | Weblog
仕事始め。
「あけまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!」
という挨拶がそこらかしこで展開されていた。
あと、年賀状の感想の述べあいも年始の風物詩である。
今回、私は北一ヴェネチア美術館で撮影したドレス姿の写真を年賀状にした。
これが、けっこう話題になっていてウケた。

しかし、のんびりもしていられない。
日経平均株価がいきなり300円高。他の銘柄も軒並みアゲアゲではないかー!急いで役員にメールを送付。
また、社長の朝礼スピーチを入力。
「変化に対応することが、会社存続のためには大切だ」とのこと。自分の仕事に置き換えてみると、変化に対応する仕事は何かな…、ふと考えてしまった。

午後はひたすら伝票と格闘。
請求金額のことで業者に聞きたいことがあったのだが、月曜日から営業開始の会社が多く、断念。

夕方、年始の挨拶に来た業者さんの対応を吉熊上司とした。


あっという間に定時。残業突入。
やはり、体が鈍っているせいだか、とても疲れた…。
目がショボショボする…。


タイムカードを打刻して、急いでデパートへ行き、化粧品を購入。
資生堂の化粧下地である。
資生堂 ホワイトルーセント・ブライトニング スポットコントロール ベース UV



あと二回分ぐらいしかなくて気が気ではなかった。接客してくれた店員さんに、新たなリップのお試し塗りをしてもらった。塗り方にもよるのだろうが、凄く素敵!欲しくなってしまった。目元と唇を輝かせると今風の顔になれるのだそうだ。




今日は、新しいスーツにパールのネックレスでキメた。



明日も仕事!

頑張るー!

コメント (5)

正月最終日 明日から仕事!

2013年01月03日 | Weblog
正月最終日。
昨夜、高校時代の友達との飲み会に出掛けた妹・芋子。
帰宅したのは午前3時!…父が車で迎えに行ったらしい…。
朝、「親不孝ですいませんっ」とケロっとしていた。

私と言えば、昨夜、かなり遅くまで妹の帰りを待っていた。父が高校の卒業名簿を買ったらしいので見せてもらった(父は私の先輩)。同級生でミュージシャンになった人の住所が書いてあって驚いたり、8期上の某コメンテーターの住所が不明になっているのを確認したり、また、同級生が税理士の事務所を構えていたりしているのを興味深く見入ってしまった。
そんなこんなで、今朝も昼過ぎまで寝ていた。この正月中はたっぷり寝たので、肌がもちもちである。睡眠は一番の化粧水なのかもしれない。

父の友人が昨夜持ってきてくれたお節。中華風とのこと。やけに鶏肉や豚肉を使用した料理が多かった。
一工夫して、石油ストーブで温める我が家の人々。アルミを敷いてその上で焼くとこれまた美味しい。


箱根駅伝に見入る。
最後、早稲田大と帝京大の接戦に大興奮。

昼過ぎに家族で近所の井頭公園へ。
池の周囲3キロを歩き、正月で鈍った体を動かす。

池の水位は若干落ちていた。
いつもは鯉さんがいるのに、今日は水鳥が餌を求めてこんな有様。


森林浴…気持ちが良い。
父はさっさと前方へ。
背後から見るとまるで森のクマさんみたい。


穏やかな水辺。


凄く高そうな望遠レンズで写真撮影をしているおじさんがいたので、家族で話しかけた。
おじさんはご自慢のカメラで撮影した写真をいくつか見せてくれた。
トモエという珍しい水鳥を撮影できたのだと嬉しそうに話してくれた。


「あ、鶴だ」
と父。
池の向こう側に白い鳥がいるのを見て彼はそう言った。
「どれどれ」
と近寄ってみると、その鳥は
「なんだよ」
とでも言いたげに、さり気なく移動していたった。
しかも鶴ではなく鷺だった。
「なんだよ!詐欺じゃないか」
という父の捨て身のギャグに、一同脱力。



水辺に白い鳥。
その波紋も写すことができて満足。
2013年、穏やかに過ごせそうな予感がする一枚。


覗き込むクマパパ。



吉熊もひと休み。


帰り。
車内から見た鬼怒川の眺め。


夕ご飯は、私の大好物・お好み焼き。


公園で拾った銀杏を入れた茶碗蒸し。


銀杏拾い、超楽しかった。
テンションが上がった母が
「あったりき しゃりき~♪ 楽しくなっちゃう~♪」
という自作の歌を歌っていてウケた。
一瞬ボケたのかと思った。が、いつもボケているので、たぶん大丈夫。

かましんで買ってもらったレモン牛乳。
お土産にした。



「じゃあね」
と家族に別れを告げ、雀宮駅へ。
駅のホームから見た星空がとても綺麗だった。
冬の主役・木星の雄大さ、青白く光っているシリウスが胸に沁みた。
東京では見られない星も見えたので嬉しかった。

19時47分の快速ラビットに乗って帰京。
古河駅辺りまではセンチメンタルな気分と共にあるのだが、東京が近付くにつれて、明日の仕事のことが頭をちらつく。
荒川を渡る頃、「東京の人スイッチ」が入る。そして、正月前の自分に戻るのである。

駅を出て、夜空を眺める。辛うじてオリオン座の三つ星が見えるという東京の星空。でも、私はそんな東京の星空も健気で好きだ。

ただいま!
ポストを確認。
来てる来てる、年賀状。

社長の私服、カッコいい!
吉熊上司の息子さん、育ち良さそう!
あれ、前の部長からまた着てる…出しておいてよかった。
友達の子供、みんな大きくなったなあ!

後輩男子タイスケ君の年賀状にクマが描かれてあった。
恐らく頑張って描いてくれたのだろう。可愛い。




2013年の正月もゆっくりと過ごせた。
今年は温かくて過ごしやすかった。
何より、家族が健康であることに感謝。そしてみんなで笑いあえた時間が心地よかった。

さて、明日から仕事!
今年はどんな仕事と巡り合えるのだろう。
同じことをするのでも、効率よく正確にやっていきたい。


さあ、マニキュア塗り直して、髪をトリートメントして、明日に備えよう。
新しいスーツも着るのだ!!


頑張ろう!!


コメント (5)

ベテルギウスの超新星爆発 こはいかに…

2013年01月03日 | Weblog
昔、私を振った同級生からメールが来た。
「今、実家。キミの会社の広告が入っていたから」
とかなんとかで、写メまで寄越した。

こはいかに。

そういえば、昔、彼とは正月デートしたんだよな。
「好きだ」
と言ったら
「嫌だ」
と言われたんだっけな。

「嫌い」ではなく「嫌だ」である。
似ているけれど、ニュアンスが違う…。

あの日、一緒に見たオリオン座。
ベテルギウスが赤く光っていて、「きっとこの星を見る度にこの人のことを思い出すんだろうなあ」と予感したことは的中し、10年過ぎたけど、まだあの星を見ると彼を思い出す。


ベテルギウスは超新星爆発して消えるらしいのだが、このモヤモヤは死ぬまで私の胸に有り続けるのだろう。
別にもう好きじゃないんでどうでもいいのだが。しかし…

なんて返したらいいんだか。
エセ肉食女は年始から悩むのである。


コメント (4)

歌い初め

2013年01月02日 | Weblog
今日も昼近くまで寝ていた。
箱根駅伝を観ながらお節と雑煮を食する。
正月休みって、素敵!

今日は、昼過ぎより、家族とカラオケへ♪歌い初め!
両親は井上陽水など。妹はFUNKY MONKEY BABYSやゆず、私は小室ファミリーと演歌などを楽しんだ。

吉熊はザ・クロマニヨンズの「クマ」を熱唱。


父は酔っ払うと立て続けに曲を入れまくる。
しかも、出身大学の校歌を入れたのだが、たどたどしい。
本当に卒業したのか、家族に疑問が広がった。

藤澤ノリマサの「希望の歌~交響曲第九番~」をカラオケで初めて歌ったのだが、とても気持ちが良かった。最後のドイツ語の歌詞は小学校時代に覚えたものだが、なんとか歌えた。

「希望の歌~交響曲第九番~」FULL



三時間歌ったところで、私以外のすべての家族は撤収。妹はこれから高校時代の友達と飲むらしい。
仕方がないので、残りの三時間、一人カラオケ。
年始から一人カラオケである。20時までジャイアンの如く熱唱。すっきり。

帰宅したら母はすでに営業を終了して寝ていた。
仕方が無いので自分で冷凍庫にあった冷凍餃子を鍋に突っ込んで、水を入れて火を掛けた。

調理をするなんて12年振りである。


正嗣の餃子。水餃子バージョン。
美味しい~。


休みもあと一日。
堪能しようっと!
コメント (2)

謹賀新年

2013年01月01日 | Weblog
あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

11時に起床。
まったり化粧をし、神棚にあいさつ。
お節をつまみながら、芋子がハワイで買って来たワインを飲む。
正月、最高!





母の手作りのきんとんがヒット。
カニも美味しい。


我が家のお雑煮には、なるとが入っている。




雀宮神社にお参り。
私はここの神社の氏子。






絵馬を書いた。
秘書検定一級、合格できますように…と。
頑張らないとなあ。

甘酒をぐびぐび。
うまー。


宇都宮の二荒山神社へ。凄い人混み。


ここでおみくじを引く。
末吉だってお。






二荒会館で一休み。
父にコーヒーをおごってもらった。

オリオン通りをぷらぷら。


FKDインターパークへ。
買い初め。
ここのコムサで毎年正月にスーツを買うのが私の習慣。
母に見立ててもらうのである。
三十四歳なのに、大きな買い物は母が一緒でないとできない。

去年接客してくれた殿方に声を掛けられた。
しかも我々親子のことを覚えていてくれた!
二人のおかげで素敵なスーツを購入できた。グレーのスーツ!
痩せたので上下Sサイズ。


夕ご飯は仕事関係で朝早く出ていた弟と合流し、ガストで。
弟の食べっぷりに、唖然。

お腹いっぱい。


そんなこんなで新年が明けた。
今年も静かな正月。


コメント (2)