世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夢見ることは原動力

2013年01月31日 22時32分33秒 | Weblog
やはり今日も忙しかった。

吉熊上司はプロジェクト会議で午後はずっと不在。
先週の出張のレポート、社長からは何も言われないのだが、読んでくれたのだろうか。
てか、彼から依頼されて、また仕事が増えた。
新店準備のお手伝い…。ただでさえも稼働日数が少ない来月、5日間も潰される…。
どうなっちゃうんだろう…2月。

今日、給与明細をまじまじと見てみたら、数年前に比べて手取りが微妙に減っていることが判明。
給料が上がらないのに、税金等が増えているのが原因。
手取りは少なくなっているのに仕事が増えるって、どういうことだろう。
スキルアップ、会社のアンチエイジングなど課せられているが、この現実を目の当たりにすると、なんだかなあと思う。
後輩女子Cちゃんと、そんなことを話し、ブーブー。

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る

と言ったのは石川啄木だが、じっと手を見ると、アカギレだらけで凹む。
なんなんだよ。もう!



不来方の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心

という作品を残したのも石川啄木だが、このぐらい清々しい気持ちになるにはどうしたらいいのだろう。


そんなことを考えながら歩く帰り路。
今日もがっつり残業。
疲れたので寄り道せずに真っ直ぐ帰宅。
SEIYUで買った総菜を食べ、京都駅で買ったお香「祗園の華」を焚きながら奈良旅行の写真を眺める。
法隆寺を歩いている時に、鐘がゴーンと鳴り響いて、旅情を盛り上げてくれたっけ。
寺巡りをしたとき、薄暗い柱や天井に沁み込んでいるお香の香りが、ふっと鼻腔を掠めたことなど、懐かしい。
それにしてもあの草餅、美味しかったな。
嗚呼、奈良良かった。
時間が止まっているかのような空間だった。




次はどこに行こうか。


そんなことを考えると、心がワクワクする。
そして、「また旅行に出るため、お金を貯めよう」とモチベーションが上がる。

なかなか厳しいというか、切ないお財布事情。
しかし、夢見ることは無料。
生きる原動力の活性化は、一番手っ取り早くてお気軽な自分の心がけ次第なのかもしれない。





浪漫飛行



当社社長の十八番だったりする。








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