映画「ハゲタカ」を観てきた。
6月6日のロードショーを楽しみにしていた。
以下、ネタバレあり。
投資家から募ったファンドで徹底した合理主義を貫き、企業を買いたたいく“ハゲタカ”の異名を取っていた鷲津政彦(大森南朋)は、閉鎖的な日本のマーケットに絶望して海外生活を送っていた。
そんな鷲津のもとへ盟友・芝野健夫(柴田恭兵)が現われ、日本有数の大手自動車会社を巨大ファンドによる買収の危機から救ってほしいと頼む。(シネマトゥデイ)
2年前のドラマ「ハゲタカ」のクオリティーはそのままで、更に迫力が備わっていた。
日本企業VS中国、はたまたアメリカ、ドバイなどを巻き込み…一気にスケールが大きくなっちゃってた。
鮮烈な赤い色が印象的に使用されていた。
冒頭の中国のド田舎を疾走する赤い車・アカマGT。
そしてアカマ自動車の新作発表会での赤いライト。
いずれもかっこよかった。
(アカマ自動車って、会社のシンボルマークからすると「トヨタ自動車」に似ているんだが、どうなんだろう?)
昨年秋のリーマンショックが起こり、当初より内容が少し変わったらしい。
なるほど。
この部分かな?
と考えながら観た。
先日行ったセミナーで、ファンドマネージャーの話を聞いた。
実務や敵対的TOB、買収防衛策について。
そのとき聞いた話を回想しながら、必死で映画の世界についていった。
ハゲタカといえば、やっぱり鷲津政彦。
鷲津さんをスクリーンで見て、コーフン!
スタイリッシュでクールな鷲津さん、そして眼鏡&スーツ。
私の好みの殿方像をそのまんま実写しちゃった、みたいな。
冒頭、どっかのビーチで昼間っからブランデーを飲みながら寛いでいる鷲津さん。
バケーションモードでも、あの雰囲気が保たれていて涎モノ。
決め台詞「腐ったアメリカを買い叩く!」のシーン…「買い叩く!」三連発シーンで、思わずニマニマしてしまった私はやはりハゲタカ・鷲津ファンなのだろう。
購入したパンフレットには、鷲津さんの持ち物について詳細に書かれていた。
★眼鏡…スタルクアイズP0001-03
★時計…セイコーインターナショナルコレクションSCJV001
★携帯電話…ソフトバンク 830CAブラック
★万年筆・ボールペン…シェーファーヴィエルアール VLRゴールドトリム
★鞄…土屋製造所Conffio ヌメ革スリムダレス ブラック
★スーツ…ヒューゴ・ボス
★靴…スコッチグレイン オデッサ916BL
メインキャストはドラマと変わらず。
西乃屋旅館の経営者になり、猫にゃん相手にのんびり暮らしていた治君こと松田龍平。その猫にゃんが可愛かった。
キャストといえば、鷲津さんの部下、村田さんや中延さんもそのまんま!
懐かしい~。
怪しい日本語を話すアランは出るかな~?と思っていたんだが、出てこなかった。残念。彼はホライズンインベストメントの日本法人代表になったから、今回の話には関係ないので仕方ないのか。
期待以上の出来だったと思う。
ドラマの延長なのに、ドラマの映像を一切出さずに登場人物の過去を会話だけで説明していた。
上手いなぁと思う。
音楽も良い音響で聴いたので、より一層その良さが分かった。
なのでサントラ購入。
「His Wing」を聴くと心が元気になる。
あと、私、鷲津ファンドの株主になった。
出資金額400円。
「鷲津ファンド株券メモ」
あと「西之屋旅館の手拭い」とかファン心をゴニョゴニョする物品も販売されていて、笑えた。
最後、中国系ファンドを率いる劉の亡き後、彼の故郷を訪れる鷲津さん。
廃屋の家、その壁の落書きは…かつて赤い自動車に魅了された少年によって描かれたもの。
何ともジーンときた。
「経済ドラマ」にカテゴライズされがちなハゲタカだが、それは違う。
お金を使って、お金で買うことができない「人間として何か大切なもの」を浮き彫りにしている「人間ドラマ」に他ならない。
久々にもう一度観たいと思える映画だった。
★予告編はこちら★
映画「ハゲタカ」予告編
6月6日のロードショーを楽しみにしていた。
以下、ネタバレあり。
投資家から募ったファンドで徹底した合理主義を貫き、企業を買いたたいく“ハゲタカ”の異名を取っていた鷲津政彦(大森南朋)は、閉鎖的な日本のマーケットに絶望して海外生活を送っていた。
そんな鷲津のもとへ盟友・芝野健夫(柴田恭兵)が現われ、日本有数の大手自動車会社を巨大ファンドによる買収の危機から救ってほしいと頼む。(シネマトゥデイ)
2年前のドラマ「ハゲタカ」のクオリティーはそのままで、更に迫力が備わっていた。
日本企業VS中国、はたまたアメリカ、ドバイなどを巻き込み…一気にスケールが大きくなっちゃってた。
鮮烈な赤い色が印象的に使用されていた。
冒頭の中国のド田舎を疾走する赤い車・アカマGT。
そしてアカマ自動車の新作発表会での赤いライト。
いずれもかっこよかった。
(アカマ自動車って、会社のシンボルマークからすると「トヨタ自動車」に似ているんだが、どうなんだろう?)
昨年秋のリーマンショックが起こり、当初より内容が少し変わったらしい。
なるほど。
この部分かな?
と考えながら観た。
先日行ったセミナーで、ファンドマネージャーの話を聞いた。
実務や敵対的TOB、買収防衛策について。
そのとき聞いた話を回想しながら、必死で映画の世界についていった。
ハゲタカといえば、やっぱり鷲津政彦。
鷲津さんをスクリーンで見て、コーフン!
スタイリッシュでクールな鷲津さん、そして眼鏡&スーツ。
私の好みの殿方像をそのまんま実写しちゃった、みたいな。
冒頭、どっかのビーチで昼間っからブランデーを飲みながら寛いでいる鷲津さん。
バケーションモードでも、あの雰囲気が保たれていて涎モノ。
決め台詞「腐ったアメリカを買い叩く!」のシーン…「買い叩く!」三連発シーンで、思わずニマニマしてしまった私はやはりハゲタカ・鷲津ファンなのだろう。
購入したパンフレットには、鷲津さんの持ち物について詳細に書かれていた。
★眼鏡…スタルクアイズP0001-03
★時計…セイコーインターナショナルコレクションSCJV001
★携帯電話…ソフトバンク 830CAブラック
★万年筆・ボールペン…シェーファーヴィエルアール VLRゴールドトリム
★鞄…土屋製造所Conffio ヌメ革スリムダレス ブラック
★スーツ…ヒューゴ・ボス
★靴…スコッチグレイン オデッサ916BL
メインキャストはドラマと変わらず。
西乃屋旅館の経営者になり、猫にゃん相手にのんびり暮らしていた治君こと松田龍平。その猫にゃんが可愛かった。
キャストといえば、鷲津さんの部下、村田さんや中延さんもそのまんま!
懐かしい~。
怪しい日本語を話すアランは出るかな~?と思っていたんだが、出てこなかった。残念。彼はホライズンインベストメントの日本法人代表になったから、今回の話には関係ないので仕方ないのか。
期待以上の出来だったと思う。
ドラマの延長なのに、ドラマの映像を一切出さずに登場人物の過去を会話だけで説明していた。
上手いなぁと思う。
音楽も良い音響で聴いたので、より一層その良さが分かった。
なのでサントラ購入。
「His Wing」を聴くと心が元気になる。
あと、私、鷲津ファンドの株主になった。
出資金額400円。
「鷲津ファンド株券メモ」
あと「西之屋旅館の手拭い」とかファン心をゴニョゴニョする物品も販売されていて、笑えた。
最後、中国系ファンドを率いる劉の亡き後、彼の故郷を訪れる鷲津さん。
廃屋の家、その壁の落書きは…かつて赤い自動車に魅了された少年によって描かれたもの。
何ともジーンときた。
「経済ドラマ」にカテゴライズされがちなハゲタカだが、それは違う。
お金を使って、お金で買うことができない「人間として何か大切なもの」を浮き彫りにしている「人間ドラマ」に他ならない。
久々にもう一度観たいと思える映画だった。
★予告編はこちら★
映画「ハゲタカ」予告編