世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

家宅捜索

2008年07月21日 17時38分27秒 | Weblog

母の料理は美味しい。
映画「歩いても 歩いても」に出てきた玉蜀黍の天麩羅を自己アレンジして作ってくれた。
玉蜀黍の甘味とサクサク感がたまらん!



土曜日の夕御飯
手作り餃子、トマト、鮎、めかぶ…私の好きなものを拵えて待っていてくれる。




我が家秘伝の梅酒。




家にあった棟方志功の版画。何で家にあるのかは謎。
埼玉県銘菓「十万石まんじゅう」パッケージデザインでも有名。



押し入れを覗くと不思議なもの発見!
私を身籠ったときに母が読んでいた育児書。歴史を感じる。
「芋子(妹)に赤ちゃんができたら、この本あげるの」
と母は言っていたが、妹、欲しがるだろうか。




母の作品。
人形好きは遺伝だろうか。



我が実家にはまだまだ隠されたものがある様子。
次回、乞うご期待!
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なんだかなぁ…。

2008年07月20日 22時24分30秒 | Weblog
「いいかげん、おきなよ!」
という母の指令で起きる。
昼過ぎまで寝ていた私を叩き起こして、自分は隣の部屋で惰眠を貪っている。

「…くそばばあ」
と思うが、あと一泊実家にはお世話になるので胸にしまっておく。

「私も東京に住みたい」
「一緒に住もう」
という案を度々彼女から言及されるのであるが、私は言葉を濁している。
決して同棲している殿方がいて…という理由ではなくて、上記のように叩き起こされるのが嫌なだけだ。
寝たいときに寝て、起きたいときに起きる。
食べたいときに食べて吸いたいときに吸う。
読みたいときに読んで、歩きたいときに歩く。

…という、私の休日スタイルが、他人との同居により崩壊してしまうのは目に見えている。

夕御飯。
近所のバーミヤンに行こうという話になった。

車の中。

ムスっとしている父に私がブチギレ。
彼はさっきまで本を読んでいて、それを中断されたことが気に入らなかったらしい。
嫌々付いて来たは良いが、車の中で苛々されると周囲(私と母)が物凄く迷惑する。

昔は優しい父であったのに。最近は老人性の我儘が発症し、母や私と衝突することが多い。

「なんなの!なんでこうなの?」
と、車の中で暴れる私。
狼狽する母、無言の父。…最悪だ。

結局、バーミヤン中止。

帰宅し、薬飲んで寝て夕御飯食べて。煙草吸って、お風呂に入って今に至る。

せっかく帰省したのに。
なんだかなぁ…。


画像は我が家に咲いていたカサブランカ。
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家族

2008年07月19日 23時46分35秒 | Weblog
昼、宇都宮に帰省。
久々に会う両親にボーナスの端切れをプレゼント。


13時30分、実家に中学時代からの友達あやみちゃんと旦那さんと娘さんがやってきた!
娘さん(2歳)は大きくなっていて、歩けるし喋れる。
歌も歌えるんだぜ?
すげぇよ。
子供の成長。
まじ、すげぇ。
こないだまで赤ちゃんだったのに。
意思疏通可能。
二年の月日は人を大きく逞しくさせるんだと実感。

我が家の庭の池で金魚に餌を与える娘さんを見て感動だだもれ。


あやみ夫婦から吉熊のガールフレンドをいただいた。
ブルブル震えるこのピンクのクマ。
あやみちゃんが名付けてくれたその名は「ピン子」。可愛い!



私は娘さんにアンパンマンの鞄を贈呈した。先日、駒込のフレーベル館で購入したものである。
気に入っていただけたようで嬉しかった。


「貴族の森」にて、4人で食事。

「貴族のパン」が美味しかった。


続いてカラオケへ。
「たんぽぽ団」
「ウサミミ仮面」

異文化に触れ、好きな歌の新規開拓。
とっても新鮮だった。

あと
「宇宙刑事ギャバン」

ワロタ。
光の早さで明日へ
ダッシュさ~♪

とても個人的なことなんだが、『仮面ライダーXO』の歌んときにバックに流れていた画像に目が釘付けだった。
あれは何?
医者みたいな人に勝手に改造されて仮面を付けられちゃったの?切ないわ。


カラオケ店を出て、新築中の夫婦の自宅を見た。
「あーこうやって『家族』ってできていくんだなあ」
ということを改めて実感。

私があげたボーナスを「ありがたい」と言いながら仏壇に飾っていたうちの両親も、昔はこんな夫婦だったんだろうか。

★あやみ夫婦へ
今日はとっても楽しかったです。
ありがとう!
また遊んでね。
ピン子、リラックマグッズ、メロン、ありがとう!
ラブラブファイヤーデュエット、素敵でしたわ。
あと、ママが「いい夫婦ね」と絶賛していたよ。
協力しあっている二人の様子にカルチャーショックを受けていました。
「今の夫婦っていいわねぇ」
「あんな子煩悩で優しい旦那さんがよかった」
「あやみさんもちゃんと教育していて偉い」
とにかく絶賛。

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必見。

2008年07月19日 19時23分24秒 | Weblog
本日21時からフジテレビで「時をかける少女」が放送されるらしい。

オススメです。
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月光浴

2008年07月19日 01時31分01秒 | Weblog
今宵、満月。

漆黒の闇に浮かび上がっている月を眺めていたら、こんな時間になってしまった。

真っ暗にした部屋に影を作るぐらい強烈な月の光。
ぜんぜん見飽きない。


こうしていると、私の中に眠っているDNA、進化を遂げる前の魚だった頃の記憶が、密やかに目覚めるのを感じる。
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生きた証に乾杯

2008年07月18日 21時59分07秒 | Weblog
ここ数日、決算書類の文言を作成していた。

内閣府の月例資料とにらめっこ。
睨みすぎて、め、め、目が目がぁ~

吉熊上司に見ていただき、OKが下った。
ついに完成(仮)!
あとは●●●ィ~(部長)の審判を待つのみ。

嗚呼、私が誇れるもんったら、これしかない。
入社8年目で、これだけ。
でも、いつも落ちこぼれ人生を歩んでいた私が、「誇れるもの」を一個でも持てたことは限りなく奇跡的なことなんだと思う。

一個だけと捉えるか。
一個もと捉えるか。
「だけ」と「も」の違いだけれども、意味の開きは大きい。
私はこの「も」を大切にしている。

全力で作成した文章は私が生きた証。

それが世界中にいる人の投資判断の一部を担っている(かもしれない)と思うと…(只今感動だだ漏れ中)。

とりあえず、三連休は清々しい気持ちで迎えられそうだ。


今夜は、自分にご褒美酒★
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夏を告げられた夜

2008年07月18日 21時56分26秒 | Weblog
吉熊のアロハシャツを着た如月さん。
如月さんの浴衣を着た吉熊。

二人とも夏モード。

夏と言えば雷雨。
今日の昼からやってきた雷雨は凄まじかった。
その後の蒸し暑さも相当なもので、空調なしのトイレはまるでサバンナだった。

嗚呼、今年もとうとう夏が来たんだと実感。

そういえば、帰宅するときに嗅いだ空気は、海の香りがした。

湿気を含んで重い空気の中に、たしかに磯の香りを感じたんである。

遠い海から巻き上げられた水蒸気が、気流に乗って私に夏を告げに来たんだ。きっと。

76%に賭ける夏

2008年07月17日 22時14分54秒 | Weblog
会社帰り、ピルをGETするべく産婦人科へ。会社近くの古い産婦人科である。

避妊目的のピルではなくて、生理日を調整するためのピルきぼん。
来月13日から、京都、倉敷、尾道、瀬戸内海の某島、広島市内…というまさしく私色な旅を計画している。
ただいま生理二日目の私。麗しき28日周期保持者であるからにして…旅行と生理がガチンコしてしまうではないか。
そんなの耐えられない。
360日の私の夢の時間ったら、この5日間しかないのよ。
何が悲しくて、旅先で生理にならなけりゃいけないわけ?

あ?
耳の穴、かっぽじって聞け、生理さんよぉ?

そんな苛立ちを胸に、待合室で番号を呼ばれるのを待つ。
…ちなみにこの産婦人科、患者を番号で管理しているみたい。
俺は囚人かよ?
ここは網走かよ?

2002年、グアム島旅行のときも生理日を調整するべく、この産婦人科に来た。
そのあと生理痛の検診で大変不愉快な思いをしてから、ここには来ていない。
夜に開いている産婦人科がここしかないから来たまでである。

問診票を書くように受付のおばさんに言われた。
「しっかりと間違えなく書いてください!!」
という文字がゴジック&太文字で強調されていて、パニックになる。
OLとしての自分を軽く試されているんでは?…と焦りだし、手がプルプル震えた。
間違えたらこのおばさんに怒鳴られてしまうかもしれないという恐怖心もミックスされ、仕事中よりも緊張して記入。

「43番さん」
番号で呼ばれ入室。
久々におじさん先生に遭遇。
「旅行と生理がバッティングしてしまう。ズラしてくり」
と懇願した。

問診票に目を通し、旅行日を告げた私におじさん先生は
「見事に重なったね」
と笑った。

笑い事じゃねぇし。
俺、真剣だし。

生理日調整には、生理を早めるピルと遅延させるピルがある。

前者の成功率は76%。後者は90%。

おじさん先生は後者を一押し。
その理由が
「確率が高いから。前者を服用してもし失敗して怒られたくないもーん」
というふざけたもので閉口。

…うーん。
失敗したら怒るかも。

でもグアム島に行ったとき、遅延させるピルを飲んで気持ちが悪くなったような気がする。

よく相談した結果、早める方向で話がまとまった。

保険適用外3,800円を支払って、76%に夏を賭ける。
夢と希望の冒険ファンタジー@西日本Withクマ。


今月30日から薬を飲み、来月初旬に生理を発生させる。

「あとね、煙草の本数多いですね。辞めろという野暮なことはいわないけど、少し少なくしてみましょう」
と提案された。

問診票には10本少なく記載しておいたんだが。

多いのか。
ふーん(←聞いていない)。


受付で支払いをするときに、おばさんが
「旅行、どちらまで?」
と言った。
行き先を告げると
「気を付けて行ってらっしゃいね」
と続けた。

この人、怖そうなんだけど、本当はいい人なのかもしれない。

朝、彼女が病院先の庭先で野良猫と戯れていること、
春、病院内の桜がライトアップされていて綺麗なこと、
話題を見つけて色々と話をしてみた。

おばさんは明らかにノリノリで話が盛り上がった。

怖そうな人でも意外とあたたかく、心が通じあえることを感じた。

鞄にピルを入れて、病院をあとにする。
近くの公園で一服。
シャバの空気と共に吸い込んだ煙は、吐き出すと、夏の闇に儚く消えていく。

その煙の先に、尾道の幻が見えたような気がした。

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人間だから

2008年07月16日 23時00分26秒 | Weblog
「俺が何をしたっつーんだよぅ…」

トイレでそんな弱音を吐く生理初日。
最近の生理は割と私に従順で、なんとか友好関係を保っていた。
しかし、今月の生理は様子が違っていた。

痛みも去ることながら、貧血の症状が激しく、仕事中、血の気が引いていった。

目の前の風景が、ぐにゃっと歪み、本気で死ぬのかと思った。冗談抜きで。

…っていうか、連日生理ネタで申し訳ない。


月に一度、自分が女だと実感させる生理。
あの赤い色を見る度に、違和感とか嫌悪感が芽生える。

それはナゼか?

私自身があまり自分を女であることを普段から意識していないからだと思う。
だから冒頭のように、気が抜けると一人称に俺を使用してしまうんである。

長い髪とスカートを好み、化粧なしでは外出できない、そんな私である一方、心の中では第二次成長期の男子の如く、男根がすくすくと育っていっているのを感じる。
だから気の合う殿方とは恋人や夫婦という関係を築くより、性的な匂いのない「仲間」でありたいと思っている。
「貴様と俺」
みたいな。
学ランに下駄、みたいな。


あわよくば立ちションとかしてみたい。
あわよくばレンタルビデオ店のアダルトコーナーで作品を吟味してみたい。

あわよくば日常でもさらりと「俺」を使用したい。

かといって、私は女が好きというわけでもない。
綺麗な女性や頭が良い女性に触発されることはあるが発情まではしない。そこまで他人に興味がない。

俺はいったい何なんだ?

女でも男でもない。
女であり男でもある。

でも、人間だということは確かだ。

毎月流れる血潮を「女だから」から「人間だから」という理由にしてみた。

そうしたら、さっきまで狂ったように痛かった腹が、少しだけ楽になった…ような気がした。
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PMS

2008年07月15日 23時15分30秒 | Weblog
心療内科デー。
今日がその日で、本当に良かった。

生理が来そうで来ない。
これってけっこう辛い。
最近では生理そのものより、生理前の状態が辛い。
いわゆるPMS(月経前症候群)。
精神のコントロールができなくなり、情緒不安定のドツボに陥るのである。
来るんだったら早く来いよ。ったく、生理の馬鹿。

のっけからこんな愚痴で始まり、なんだかなぁ…。

今日は、会社で泣いてしまった。
堪えようとすればするほど、もう鼻水までジョイントしてきちゃって、ちょっとした顔面「華厳の滝」状態だった。(あの滝で自殺した藤村操って夏目漱石の教え子だったのな?)

コピー機が私の意図することをしてくれなかった。
だから高橋名人の16連打/秒ぐらいにボタンを押していた。
機械音痴の人にありがちなこと、それは上記のようにボタンを押し続けていれば願いは叶うと信じていることだ。そして機械に当たる。だから我が家のファミコンのコントローラーは歯型が刻印されている。携帯電話も、長々と打ったメールが一瞬で消えてしまうと、DVしてしまう。

閑話休題。

ちゃんとした方法を吉熊上司に教えてもらい、判明したのは良いのだが、情けなくて死にたくなった。あと、言葉尻とかに過敏に反応してしまった。

同時に、「コピー機、死ね」とか強く思っていた。
「コピー機、虐殺してぇ」とか。
思っていた。
こんなに不安定な情緒を持つ自分に生きている意味をも見出せず、心療内科医クマ先生に胸の内を吐き出した。
「生理前だからですよ。いつものあなたらしくないですよねぇ?」
とか言われた。

わかっちゃいるけど。
どうにもならない。
それがPMSの辛いところ、憎いところである。

今はパキシル飲んでいるからまだ良いが、これが素の状態だったら、もっと強烈に落ち込んでいたのではないか?と思うと身震いしてしまう。
一度、診察室を後にしたが、再びクマ医師に呼び出された。
私は今日、半袖の服を着ていたのだが、腕のボツボツと赤みが気になったとのこと。
先日、六義園でブユに刺され、掻き毟ってしまった。
その旨を伝えたんだが、どうやら彼が気にしたのは、毛孔性苔癬。腕のブツブツね。

「そう言えば…」
と、汗疹になったことを思い出し、申し出たところ、
「見せてください」
と言われた。

まさか尻は見せられぬ。
そこで、背中の汗疹を見せた。

明らかに驚いていた。
いや、刺青とかは入れていないんだけれど。

「一度、皮膚科に行ってください。もしかしたらリスミーによる薬疹かもしれません」
と言われ、処方変更。
睡眠薬のリスミーが入眠導入剤マイスリー、抗不安薬デパスになった。

もう、薬疹でも汗疹でもどうでもいい。
ヤケクソ。

今日は、ボーナス日。
本来ならば、一人酒をしたいところだが、とてもそんな気にはなれない。
子宮に溜まっている不要なものと一緒に、この不安定な気持ちも早く出してしまいたい。

よく考えたら、来月の生理は旅行とバッティングするではないか。
ピルで調整する予定。
また無駄な出費が・・・!

いったい、どこまで馬鹿なんだろう。生理。

僕と君との被害妄想 無菌室で分かち合おう

2008年07月14日 23時59分08秒 | Weblog
最近は余程のことがない限り、あまりイラっとしないんだが、今日はだめぽな一日だった。

昨夜は眠れず、やっと眠れたと思ったら朝。リスミー服用は途中覚醒がないのだが、入眠するのに何時間もかかる。時間の無駄である。
明日の心療内科デーでマイスリーに戻してもらおうと目論み中。
久々にあの、すっと~んと落ちる感覚を味わいたい。

中途半端な睡眠のせいで、今朝は遅刻ギリギリまで寝てしまった。
化粧の手抜きほど許せないものはない。
とにかく早く美しく顔を作るために、必死。
すげぇ形相で鏡に向かっていた。

今朝は朝礼があるので早めに出勤しなければならなかった。
仕方がないので、駅から会社までタクシーを使用することにした。

無事、到着。
安堵した瞬間、無駄な金銭を使ってしまったことについて、苛々する。
糊口を凌いでいる身として不釣り合いな行動だったと反省。

パソコンを立ち上げようとも、画面は…まっくら、くらーい、くーらい。
…どうやら壊れかけた模様。
壊れかけはレディオだけでいいよ!
ざけんなよ!

株価気配、見られないじゃん!

…苛々する。


程なくしてシステムの人に新しいパソコンを持ってきてもらった。
さぁ仕事開始。

昼休み二分前、パソコン、まさかのフリーズ。
それを見て私もフリーズ。
凍ったね。
保存してなかった…。
午前中やっていた仕事がおじゃんじゃん!
福利厚生費の経費分析がぁ~!
…昼休みに無事終えた。

午後は、プリントアウトしたい書類を出せずに散々手こずった。
情けなくて泣きそうになった。

しかも、今朝、自販機で煙草を買ったのだが、これが物凄く不味かった。
どうやらタスポを作っていない人々が自販機での購入をしなくなり回転率低下したらしく、タスポを作成して自販機で購入する人々は古い煙草を入手する羽目になっていることを知った。

ざけんなよ!
きぃー!

これらのぶつけようもない怒りをいったいどうしたらいいんだろうか。


よくよく考えてみたら、今の私はズバリ生理前。
ホルモン乱れまくりなのだろう。

おそらく明日あたり、私は月イチ恒例のこの世で一番嫌いなウィークに突入するのである。
子宮や卵巣には何の罪もないことは分かっている。
けれども、私にとって生理とは理解不可能なぐらい非合理的な生命活動である。
生理のことを考えるだけで、苛々する。忌々しい存在、生理。
早くなくなれよ。


沸々と沸き起こる行き場のない怒りを、不味い煙と共に勢いよく吐くしかないのだ。
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さんぽ&バーゲン★

2008年07月13日 21時07分34秒 | Weblog
★六義園


フレーベル館で買い物をしたあと、六義園へ。
都会の喧騒から遠く離れたかのような緑豊かな和風庭園である。
何か考え事をしたいとき、心を「無」にしたいとき、私は度々ここを訪れる。



紫陽花は、これが見納めだろうか。




真ん中にある池を眺めながら、吹上茶屋にて抹茶と和菓子を食べた。
茶の渋味と和菓子の甘さが口の中で協奏曲を奏でる。まいう~。
吉熊、今日は浴衣を着用(新米クマ如月さんから奪ってきたらしい)。
粋な着こなしではないか!


白鴎橋からの眺め。
六義園の中で一番好きなポジション。
緑が縁取りを果たしていて、中心の池に吸い込まれそうな気分になる。





田鶴橋で欧米人と思われる青年と出会った。
一人旅らしく、カメラを橋に置いて自分と景色を写真に収めようと必死であった。

わかる。
この気持ち、すごーくよくわかる。
人生ソロ活動をしていると、自分が入った写真に恵まれないんである。

結果、私の一人旅の写真はいつも景色と吉熊しか写っていない。
私は彼に同情をした。

「May I help you?」
気づいたら彼に話しかけていた。

「Thank You!」

出汐の湊をバックに、彼を撮影して差し上げた。

こんなに積極的に英語を活用したのは久々だ。
大学時代の英語の授業でも、外国人講師とこんな会話をしたことがない。
毎週月曜日に観ている、リトル・チャロのお陰だろうか。

彼の日本旅行の思い出が、どうか素敵なものになりますように
…そう祈りながら別れた。


★とげぬき地蔵尊


六義園から巣鴨地蔵通商店街まで歩いた。
文京学院大学付属高校前の道。
六義園の煉瓦の塀がどこまでも続いている。
この辺りの住宅は豪華な邸宅が密集している。
どんな人が住んでいるんだろう。




巣鴨周辺はいたって「おばあちゃんの原宿」だった。
漢方薬屋、塩大福屋、歌声喫茶、洋品屋の軒先には赤い下着が吊るされている。

★とげぬき地蔵


悪い所をタオルで磨いて差し上げると完治するらしい。

ウォッシング・頭
ウォッシング・心
ウォッシング・尻(痔…)


巣鴨から山手線で池袋へ。
バーゲン参戦。
つい最近まで高かった夏物が、30%OFFや半額になっていた。
先週目星をつけていた洋服を購入。
白のシャツブラウスとキャミ。

もうね。アレですよ。

私、影響されやすいんである。
華原朋美が黒のワンピースを着用すれば欲しくなった。
映画「東京日和」の中山美穂に触発されたあとは、ワンピースにカーデを羽織っていた。
あと映画「電車男」の中谷美紀に萌えたときも、あんな風な格好をしていた。

そして2008年・夏。

夏川結衣!
映画「歩いても 歩いても」で、白の半袖ブラウスと白のフワフワスカートを着用していたあの姿こそ、今年の目指すべきオイラの姿だ!
アップヘアと白の日傘で完璧コーデ。

新たなアイテムを入手し、やる気まんまん。
明日からも、がんばるん♪♪♪

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キンダーブック

2008年07月13日 20時51分33秒 | Weblog
二日酔いを物ともせずに、今日も電車で徘徊。

★株式会社フレーベル館
私の通園していた幼稚園では「キンダーブック」という幼児向け雑誌を各自定期講読させられていた。
テキストとして使用し、物語の主人公の気持ちを想像して発表しあい、大学のゼミ並みの授業が展開されていたんである。
高度な授業展開には裏腹に、同じゆり組だったオオツカ君は
「キン〇マブック!」
と声高に言っていたっけ。

帰宅し、オオツカ君の真似をして
「キン〇マブック!」
と発言してみた。
母は仰天しつつも、ニヤニヤ笑っていた。
幼稚園や、その後の学校生活で得てきた知識を披露すると、母は何事でも受け止めてくれた。
今でもそうである。

キンダーブックの出版社が株式会社フレーベル館。
駒込の六義園の真ん前にある。
地下一階にはフレーベル館の出版物を代表するアンパンマン等の物品が販売されている。

来週再会する地元の友達あやみ殿夫婦とその娘さん。
実は、ここへは娘さんへのお土産を選びに来た。

私には幼児に物品を贈呈した経験がない。
初体験。
ひと夏の経験。
誘惑の甘いワナ~♪

さて、もうすぐ二歳になるあやみ殿の娘さん。
アンパンマンを愛しているらしい。
二歳児って…どういう感じなのだろうか。
妹や弟がいたにも関わらず、当時の彼等にはとんと興味がなかった。
なので二歳児の様子がわからない。

文字を読めるのか?
音が出るおもちゃはあやみ殿夫妻に迷惑がかかるだろうか?
プレゼントしたものを既に持っていたらどうしょう?
指とか挟まないものがいいかな。

色々悩んでしまった。
しかし、子供向け商品って物色し出すと大変面白いことに気づいた。


それは、私の頭脳の一片がまだ「キン〇マブック」並みだからだと思う。

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笑って話せる今夜はいいね

2008年07月12日 23時51分53秒 | Weblog
埼玉県久喜市へワープ。

久喜駅周辺は、提灯祭りが開催されていて猛烈な混み具合であった。




しかし、祭りのパワーをも吹き飛ばすイベントが、今日久喜で開催された。
マイミクみかん殿が管理なさっているmixiのコミュニティ「茶ーリーズエンジェル」のオフ会である。


「茶ーりー」とは、みかん殿が可愛がっている人形である。





みかん殿とはこの吉熊ブログで知り合えた。
このネットの世界がリアルにちゃんと繋がっているという事実を感じさせる。

またみかん殿を介して多くの友達に会えた。
今宵のみかん殿は艶やかな浴衣姿。自身の象徴の薔薇をあしらった粋な柄だった。
また、みかん殿経由で出会えた浦和太郎殿とリズ殿という素敵殿方とも再会を果たせた。

さてオフ会。
無国籍居酒屋店にて。
「各自愛でているキャラクターを持参すること」ということが事前に通達されていた。



私は、我が家の孤愚魔連合(こぐまれんごう)を連れていった。
吉熊以外、ほとんど外出経験がないので、しきりにコーフンしていた。
落ち着いてくれ。




今回のオフ会、みかん殿の高校時代のお友達みな殿と初対面。
明るくて美人な方だった。何より頭の回転が早くて、適宜な表現ができる。

あたたかいオフ会だった。

楽しく飲んでいたら、我々のいる個室にマジシャン登場。
あまり期待していなかったのだが、このマジシャン、気持ち悪いぐらいに不思議現象を見せてくれた。
ただの紙をお札にするマジックとか、こっそりと教えて欲しい。
あと、あり得ない体の箇所からお金を出すとか、造幣局か?っつー勢いであった。

しかもマジシャンの殿方(「はやぶさ」さん)が、この上なく私好み…。
さらさらヘア+眼鏡=∞…素敵。
酔いも手伝い、
「好きです!」
と告白している自分がいた。
できれば、私の彼との運命にもマジックをしかけてほしか…(ry



二次会はカラオケ。
NEWSあり、プリキュアあり、夏の日の1993あり…なんともバラエティに富んだ曲目が流れた。

創聖のアクエリオン


パラダイス銀河




最後は「WOW WAR TONIGHT」。

爽やかな一体感。

昨年七夕のあの日。
みかん殿たちと知り合えたあの日から、久喜という街が近くに思えるようになった。


たまにはこうして肩を並べて飲んで
ほんの少しだけ
立ち止まってみたいよ
純情を絵に描いた様な
さんざん虚しい夜も
笑って話せる
今夜はいいね

…この曲は、きっと今夜みたいな夜のためにあるんではないだろうか。

ほろ酔いの終電で、そんなことを思った。
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クマ@北海道

2008年07月11日 23時07分15秒 | Weblog
会社帰り。
駅の通路に陳列されている旅パンフレットに目が釘付け!!




クマ!



マジ、たまんねぇ!




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