世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

クマのぬいぐるみ

2013年12月22日 23時00分28秒 | Weblog
普段、人身事故に巻き込まれると物凄く憤慨する。会社が電車遅延による遅刻を残業分から引きはじめた2年前から、その感覚は一層増した。

そんな私だが、この件に関しては、いたたまれない気持ちになってしまう。



ぬいぐるみ2体抱え…踏切で死亡した2人は母娘、身元不明 尼崎
(産経新聞 2013年12月21日12時25分)


兵庫県尼崎市のJR東海道線の踏切で11日、女性2人が普通電車にはねられ死亡した事故で、兵庫県警尼崎北署は20日、2人は母娘で、クマのぬいぐるみ2体を所持していたと発表した。
 同署は自殺とみて身元の確認を急いでいるが、有力な情報がないという。
 事故は11日午後10時20分ごろ、尼崎市東七松町のJR東海道線立花-尼崎間の踏切で発生。2人は遮断機が下りた後、電車が迫ってきたことを確認し、踏切内に入り、電車にはねられ即死した。
 2人は身分証などを持っておらず、遺体のDNA鑑定から母娘と判明した。母親は70~80歳で身長153センチ、黒のダウンコートに長ズボン姿。娘は40~50歳で身長164センチ、黒のコートに長ズボンをはいていた。
 クマのぬいぐるみは白と茶の2体。いずれも約30センチで、ピンク地に白の水玉の服を着ていた。白は娘がコートの中に抱きかかえるように持っており、茶は現場に落ちていた。情報提供などは同署((電)06・6426・0110)へ。

母娘が持っていたクマのぬいぐるみ(兵庫県警提供)



この母娘に何があったのか?
身元不明になるくらい顔が残っていなかったのか?
など、考えてしまう。

そして、彼女たちが道連れにしたクマのぬいぐるみ。
この子たちを見ていると、かつて愛されていた様子か窺える。
赤ちゃん用の洋服を着させられていることから、我がクマ・吉熊同様に、持ち主に溺愛されていたのではないだろうか。

所々、血痕が付着していて痛々しい。
このクマたちは持ち主の最後の叫びを聞いたのだろうか。

自分たちを抱いていたであろう持ち主を失って、クマたちは寂しそうに見える。

母娘は知られたくないから身元が分かるものを持たずに飛び込んだのだろう。
クマだけを道連れに。

クマを溺愛している身としては、スルーできない事件だった。



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乾いてるんです

2013年12月22日 23時00分01秒 | Weblog
「乾燥してますね」
と皮膚科の先生に言われた。
患部を診てもらおうとスカートを上げた私に彼はそう言った。
患部のみならず、脛も乾燥しているとのこと。

乾いてるんです…。身も心も…。


最近の全身の痒さったら筆舌しがたい。乾燥による痒みで、首筋と太股の上が枯れ葉のようにカサカサとしている。太股は、掻きすぎて斑点状の瘡蓋が点在している。市販薬を塗ったのだが効果なし。
垢擦りタオルの使用を控えるようにと言われた。「顔は垢擦りタオルを使わないでしょ?」と説明され、なんとなく納得。でも、好きなんだよな、垢擦りタオル。
とりあえず、塗り薬と飲み薬を処方された。


池袋に買い物に行った。
帰りに立教大学のクリスマスツリーを見に行った。
凄く寒かったけど、荘厳で素敵だった。









そして今夜はこぐま座流星群のピーク。
南側に面している我が家からはちょっと見えないのが残念。
このイラスト、可愛い。



明日からまた仕事。
6日出出勤、最終週。
それを過ぎたらお正月。

頑張ろう!


三十路 クリスマス会

2013年12月22日 13時30分31秒 | Weblog
12/20(土)
6日連続出勤の6日目。
退社後は他部署の先輩で喫煙所仲間のN係長とクリスマス会。
N係長は昨日までの三日間、販売応援に出ていた。お疲れ様でございます。


前々からクリスマスコスプレでやりましょう!とLINEで打ち合わせをしていた。
私はドンキホーテで購入したサンタコス。
トイレで着替えるのが面倒だったので室内で着替えることに。
店員さんが入ってこないかドアで見張りをするN係長…すいません!!

じゃじゃ~ん!



N係長は真っ赤なスカートとディズニーランドで購入したというサンタの帽子を着用。
そして真っ赤なルビーのネックレス(大きい。しかもピジョンブラッド)でゴージャスな完成形を成していた。
イェ~イ!!



オニオンリングタワー!!!
吉熊より遥かに高い。


普段、喫煙所では話せない込み入った話とか大いに炸裂。
体重まで暴露し合っちゃって、ちょっとしたガールズトークっていうやつ?
そして仕事の話。
店舗歴10年で四国への赴任や都内での店長経験、そして本社歴5年の彼女の話は大いに参考になる。
彼女の美点の一つに「他人の悪口を言わない」というのがある。多少悪態は吐くが、決定的な悪口は言わない…これって凄いと思う。


今回のカラオケは小室ファミリーの話が発端。
「懐かしいですよね」「私も好きだった」という話が「今度カラオケに行きましょう」という話に発展して今回のクリスマス会になった。
二人とも小室ファミリーの歌を熱唱したのだが、N係長が「Oh‐darling」(Convertible)を選曲していて驚いた。
これ、シングル持ってるしたまに歌うけど、他人が歌うのを目撃するのは初めてである。
ドラマ(ボーイハント)の主題歌ではあるが、ちょっとマニアックな感は否めない。
持ち歌を謳われると心中穏やかでいられなくなるのが常であるが、彼女がこの歌を知っていて歌ったということの方が嬉しかった。

お約束通り、華原朋美の代表作を互いに熱唱。
私…「I`m Proud」、N係長…「Hate tell a lie」


小室さんの作品ではないが、年末ということもあり「希望の歌~交響曲第九番~」をチョイス。
N係長は第九が好き。二人で歌った。
Freude, schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium,


〆は「WOW WAR TONIGHT」(H Jungle With T)
小室さんはこの曲について「寝る暇もない浜ちゃんのことを思って書き出したが、浜松町で働くサラリーマンを見ているうちに応援歌になった」と言っている。
この曲が発売されたとき私は高校生だった。大学を卒業して働き始めてから、この曲の意味が分かるようになった。今夜もこの歌詞を噛みしめつつ、N係長と大熱唱。

「流れる景色を必ず毎晩みている
 家に帰ったらひたすら眠るだけだから
 ほんのひとときでも 自分がどれだけやったか
 窓に映っている 素顔を誉めろ」

とか、小室さん、サラリーマンやっていたことあんの?と思うぐらい「真実」が描かれている。
小室さんは「あと一曲ぐらい、みんなに愛される曲を作りたい」と仰っているのだが、もう十分だと思う。
20年弱経過してここまで愛される歌を作った功績は本当に大きいと思う。




働いていると嫌なこともある。
でもこうして気の合う同僚と飲んで語って歌うと、その嫌なことが消沈される。
なかったことにはできないが、薄まる気がする。

千葉の自宅に戻るN係長を駅まで送った。
コートの下はサンタコスなので少し寒かった。


4週末連続飲み会。これにて終了!!