世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

メリークリスマス ふわふわふるる

2013年12月24日 23時45分17秒 | Weblog
心療内科デー。

今日の待ち時間は待合室のテーブルを利用し、ひたすら年賀状書き。
2時間で書きあげた。
この時期、週休1日なので、不器用な私にはこなすべきものが多すぎる。
年賀状書きをはじめに、洗濯、メール送信、振り込み、消耗品の買い物、通院、明日の朝食の用意、靴磨き、スーツの管理、髪・肌・爪のメンテナンス、アイロンがけ、仕事以外にもやることいっぱい。
取りあえず明日には年賀状は出せるので一安心。

さて診察。
クマ医師の
「どうですか、最近」
で始まる。

先日皮膚科で出された、痒みを抑えるポララミンについて。
相当眠くなるので、睡眠導入剤マイスリーを調整しながら飲むように言われた。

「その他はどうですか?」

…特にない。
生理前で入眠困難なこと以外、乾燥で体が痒く、そして疲れているがけっこう元気。

正月休みが4日しかないことを話したら驚かれた。
「短いですね」
…ええ。ホシガリマセン、カツマデハ…ですから。うちの会社、戦前ですから、マジで。

この一年を顧みるクロージング。
「あなたの考え方、だいぶよくなりましたよね」
とクマ医師。
「考え方は財産です」
とも言われた。

まさにそうだと思う。
昔に比べてだいぶ真実だけを抽出できるようになった。
先走る感情よりも、冷静に真実だけを見つめようとする目が養われた。

最後に薬の確認をされた。
胃薬は頓服で飲むようにとのこと。
2005年…ストレスによる胃炎で、アイスや油ものを食べてはいちいち吐いていたあの頃の自分が懐かしい。



「あのこれ。今年はお世話になったので。あと…ええっと…クリスマスイブなので…」
と、クリスマスプレゼントを贈呈する私。指が震える。「ふわふわふるる」の歌詞を具現化したような様相を呈してしまったように思う。

「え!!!…お気づかいいただいてすいません」
と言うクマ医師に、紙袋をば~っっと渡し、逃げるように「失礼します」と退室してしまった。

これではピンポンダッシュをする小学生男子ではないか。
バカバカ!リョウコのバカ!!
でも…だって…恥ずかしいのだもの。

といっても、大したものをあげたわけではない。
いたって普通の置物である。

赤面しながら受付のレジで会計。
あ~、緊張した。ドキドキ。四月の新卒研修、個人情報保護法の講義よりも緊張した。

すると診察室からクマ医師が登場し
「○○さん!これどうもありがとうございます!!」
と…!!!
しかも笑顔だぜ!!


ぎゃあああああ。


お化け屋敷の出口付近で、気を許した瞬間、お化けに遭遇したような驚愕の表情を浮かべてしまった。
あわあわ…!!

「いえいえ。どういたしまして。あの、その、よ、よいお年を…あは」
と冷静を装い、でもやや挙動不審でお別れした。
秘書検定一級の面接試験で、最敬礼や会釈をクリアしても肝心なこんなときには使用できない。それが私。

次回予約を取って終了。


過去12年間、イブはずっと一人で過ごしていた。
販売応援に出ていた頃は、帰宅後、休足時間をふくらはぎに貼り、売上表(件数・金額・店舗への寄与率)を眺めながらクリスマスケーキを食していた。
近年は近所の教会にてミサにいっていた。
「クリスマス爆発しろ」「廃止しろ、クリスマス」とブツブツ言いながらイルミネーションを尻目に歩いていた。


2013年…今年は世間のクリスマスに参加できた!…気がする。
今年は…雨は夜更けすぎに雪へと変わってもいいよ。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール