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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

紅葉とクマ

2013年12月01日 | Weblog
顔剃りに行ったあとに一度帰宅し、掃除機を掛けて、布団を取り込んだ。
そして化粧をして、いざ志木へ!
前々からいきたかった「平林寺」へ。


平林寺は、埼玉県新座市野火止にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は金鳳山。修行道場として僧堂が設置されている。
平成21年11月26日、今上天皇・皇后夫妻が訪問した。なお、昭和52年(1977年)以来(皇太子時代)の再訪である。

昨日会社の女子2名もそれぞれ行ったらしい。
それほど紅葉が綺麗なのか。わくわく。

バスを降りて門をくぐり、石畳を歩いていく。
そこにはTHE日本という雰囲気が佇んでいた。




この紅葉の赤!!







燃えるような黄色の葉。



京都みたい。






吉熊もうっとり。



池で泳ぐ紅葉。
池に紅葉が映り込んでいて雅。
水中に二つの錦が舞う。


ちょうど日が落ちるころ。


そんなに混んでいない。


再び山門。


とても荘厳で静かな美を堪能できた。
日本の美の真髄を見たような気がした。
来年も来ようと思う。

池袋で買い物をして、帰宅をし「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を見るべくテレビの前で鎮座。
今日の特集はナマケグマ。
うちのクマたちも大興奮して見入っていた。特にツキノワグマのムーンのはしゃぎっぷりが凄かった。


ナマケグマはインド南部、乾燥した岩山に暮らしている。クマの仲間は世界に8種類いるが、ナマケグマは見た目といい、やることといい、クマ界随一の変わり者だ。全身をボサボサの長い毛が覆い、前足には奇妙なほど長い爪がある。そのため、発見当時、ナマケモノの一種と勘違いされ、名前の由来となった。

長い爪と毛(髪)って…誰かに似ている…私?


母親は半年もの間、子どもを常に背中に乗せ、“おんぶ”状態で活動する。子どもたちを背中の長い毛につかまらせれば移動も楽々。また、母子が一心同体であれば、トラやヒョウなどの天敵からも狙われにくくなるからだ。母の背の上でじゃれ合う子どもたちはかわいさいっぱいだ。そんな母子にとって最も脅威なのが、大人のオス。交尾をするために子グマを殺してしまうこともある。しかし母グマは子どもをおんぶしながら大きなオスに敢然と立ち向かい、見事撃退してしまう。


子どもを背中に乗せてオスと戦う勇ましい姿を見ていたら涙が出てきた。
「この子は私が守るんだ!」
という意思が伝わってきた。

よし!
私も吉熊を背に乗せながら会社の荒波を乗り越えようぞ。

今日から師走!
2013年の有終の美を飾りたい。
「今年はいい年だったね」と思えるような素敵な1ヶ月にするんだ。




一皮剥けた

2013年12月01日 | Weblog
午前中に起きて顔剃りに行った。自分メンテナンスである。顔剃りをすると化粧ノリが良い。そして化粧水の吸収力が半端ない。かれこれ5年ほど顔剃りの虜。
布団を干して、レッツマリコさんの店。近所の理容店なのだが、マリコさんという女店主が一人で経営している。
昨日銀座の木村屋で食パンを買ったのでお土産として持って行く。
マリコさんは私を見ると「お姉さん!いらっしゃい」と店のソファから身を起こした。
元気そうでなによりだ。

髪をアップにして、襟足を剃り剃り。その間もマリコさんのマシンガントークは止まらない。口と手を一緒に稼働できるっぽい。
先日、上の娘が道端で見知らぬ人に「ブス」と言われたらしく「酷いわよね」とぷんぷんなマリコさん。
奥の自宅から上の娘が「そ~なんです。ショックでした」と登場。

キター!!
親子漫才が顔の上で展開。
そして蒸しタオルで顔を包まれて、泡を付けられ、剃り剃り。方向を変えての二回剃りをしてくれる。

続いてマッサージ。マリコさんの肉厚の掌が顔面で揺れる。心地よい。
そして吸引機。パコパコと私の肌の角質を吸い取っていく。
パックを塗られて乾くまで、コーヒーのサービスあり。煙草も吸える。極楽じゃ。

上のお嬢さんは有名企業の経理部で働いている。
いつも休日、出掛ける際はロリータ全開なのだが、今日はすっぴんでジャージ。でもいつもマリコさんの顔剃りを施してもらっているらしく、肌がマジで綺麗。いいなあ。
先日、見た目が派手だと上層部から注意されたった~と愚痴っていた。
「どこの会社も同じですよ~」というOL話で盛り上がった。


笑っている内にパックが乾いた。「じゃあ剥がしましょう」と再び椅子を倒され、剥がされる。眉毛を整えてもらって終了。自分で整えているのだがマリコさんに整えてもらうと眉が書きやすくなる。

「出来上がりです~」と椅子を起こされる。
1時間半で私の肌は見違えるほど綺麗になった。
「綺麗です」
と両手で確認する私をマリコさんは誇らしげに笑顔で見つめていた。
マリコさん曰く、産毛と一番上の肌というか角質まで剃刀で落とすので、肌のトーンが一段増すのだそうだ。


この店に来ると綺麗にしてもらえるのだが、笑いすぎて笑いジワが出来てしまいそう。それだけが贅沢な悩み。


「パン、ご馳走様。明日の朝、頂きます」
と笑顔で送られて店を出る。




次回は年明け。
ピカピカ肌で師走を駆け抜けよう。