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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

綺麗な人

2009年01月16日 | Weblog
綺麗な人に目がない。
私は綺麗な人が大好きだ。

綺麗の基準は人の数だけ存在する。

私が思う「綺麗な人」は、大概ケバい人が該当する。

ナチュラルビューティーなんて甘っちょろいヲサレは好まない。

魔女のような長い爪に塗られたマニキュア。
巻き髪(金髪は嫌)。
アップにしたときに少々垂れる前髪。
高くて細いヒール。
エレガントな装い。
鶏ガラのように細い躯。
果実のような真っ赤な唇。
瞬きのごとに「バサッバサッ」と音をたてそうなマスカラを盛った睫毛。
「家にあった宝石を全て着けてきちゃった」みたいなジャジャラのアクセサリー。
ディオールのポアゾンの香りをサリンばりに散布。
黒目がちな大きな瞳。
「文学的じゃないのよ。…あなたの唇から漏れる言葉は」
などという生意気な発言が似合う女性。

…たまらんね。


人工的でどぎつく、夜の女王みたいな女性に惹かれる。昔から。
植物に例えるならば、食虫植物。
夜、甘い香りと美しい花弁で虫をおびき寄せ…パク。

高校時代に読みまくった山田詠美の小説が、こんな美意識を植え付けたんだと思う。

また、
「この人、普段、どうやって生きているのかしら?」
という愚問が、次第に惹かれていく必須要素なのかもしれない。生活感がまったく漂わぬ人形のような無機質さ。
たまらん。


今日、某店長が本社に来ていた。
私は私の美意識を満たす彼女のその美しさに目が釘付けになってしまった。
私が思う「美」そのものがそのまんま人間になっちゃった!みたいな感じなのである。

その凛とした姿から目を離したくなかった。
ずっと見ていたいって思った。
こんな気分は久々だ。
映画「マレーナ」のモニカ・ベルッチを初めて見たとき以来かもしれぬ。


私も頑張らないと!と刺激になった。
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