世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

2009年 東京ヴィヴァルディ合奏団 ニューイヤーコンサート

2009年01月18日 21時51分26秒 | Weblog
ヴィヴァルディの「四季」を生で聴いたことがなかった私。
いつも持ち合わせのCDをヘビロテして聴いている。

今日は生の四季を初めて聴いた。

東京ヴィヴァルディ合奏団
ヴァイオリン協奏曲「和声と創意の試み」作品8より「四季」全曲
第一生命ホールにて


四季の中では冬の2楽章が一番好きだ。

小鳥の囀ずりまでもリアルに再現したかのような、春の訪れへの喜びを表した春も好きだが、今は冬が好きだ。

冬の2楽章のほっこりとしたあの感じ!
なぜか東北地方の冬を思わせる。
囲炉裏、茅葺き屋根、雪深い景色、かんじき、…を思い出すんである。私は。

今日のアンコールではその冬の2楽章が演奏された。

これを聴きに来たといっても過言ではない私は、2度も聴けて大コーフン!
終始「…ポクポクポク」とリズムを取っていた技法はピッツィカートだということが判明した。

嗚呼、癒された。


第一生命ホールは新しくて綺麗なホールだった。
座席の肘掛けが太くて安定しており、ゆったりと鑑賞できた。

ロビーの窓からはマンションの群れが曇天に広がっているのが見えた。



明日からまた仕事。
ついに予算作成時期に突入した。

頑張ろう!


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災害と独り暮らし

2009年01月18日 10時52分48秒 | Weblog
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土曜出勤日。

昼間、雲一つない空を見上げ、「今日が休みだったらお布団を干せたのに」と残念に思う。
でも、この変則パターンの休みも今週が最後。
暫くはまったりとした土日休みを過ごせそうで嬉しい。

今日1月17日は阪神淡路大震災が起こった日だ。
14年前のあの日。


当時私は栃木の高校生だった。
私の高校時代には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起こった。まさしく激動の時代だ。
しかも今日行われたセンター試験も、私が受験生のときには「過去最大の受験者数」とか言われていて、なんとも…ってな具合であった。

阪神淡路大震災の翌朝、担任から募金を要請された。
たしか、一人100円。
トンガッていた男子も素直に募金に協力していた。


あれから14年。
私は東京で独り暮らし(Withクマ)をしている。
もし、あのような災害が東京で起こったら?と思うと不安になる。
高校時代からの友達ちんぴ☆殿の結婚式の引き出物は、カタログから品を選択できるシステムだった。
カタログに「災害セット」があったが、結局、備えよりも楽しいこと(東京湾クルーズ)を選択した私。
あれはあれで本当に良かったんだが、今のこの不安な気持ちでカタログを見ていたら、私は災害セットを選択するかもしれない。
以前、大屋さんからもらった乾パンと水が押し入れにあるんだが、もしも家屋ごと倒壊してしまったら…。
実家とどのように連絡を取ったらいいのか?
避難場所ってどこ?
お金はどうする?

てか、私のか弱い生命力で生き残れるのか?

…ごーん。

一気に暗くなってしまった。
どんより。

東京で独り暮らしを始めてから、寂しいとか不安だと思ったことはない。

でも、震災が起きたときのことを考えると、心がざわつく。
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