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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

かぐや姫

2009年01月09日 | Weblog
正月、弟が帰宅するっつーので、両親と駐車場まで送りに行った。

見送ったあと、みんなで夜空を眺めた。

月が煌々と辺りを照らしている静かな正月の夜だ。

「私はあの月に帰ります。そう、私はかぐや姫なのです」

と、言ってみた。


父「…へえ、そう。じゃあね」

母「出ていけ」

…撃沈。

妹なんて、
「自分をかぐや姫だと思い込むアンタ…超ウケる~」

なんて家族だ。

そもそもかぐや姫って何なんだろう。

竹の中にいるところを翁に発見&保護され、散々養育された挙げ句に月に帰っから宣言…スピルバーグもビックリのSFもんじゃないか。
しかも、物語の主題がイマイチよくわからぬ。

責任者、出てこい!
っても、作者不明だったりする。

あんなSFもんが太古の昔に発案され語り継がれていただなんて。

人間の発想力にびっくりだ。
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雪解けの力

2009年01月09日 | Weblog
「明日、雪が降るみたいよ」
っていう噂を裏切り、一日中雨が降っていた。

冷たい雨の中をただひたすら歩くということは、満たされない何かを抱えて生きるのに似ている。

何の脈略もないのだが。
ふとそんなフレーズが頭をよぎった。

いつも満たされていて笑顔でいられるのならば、そうでありたい。
でも、目的である「何か」が、視線の20度ぐらい上にあればいいなと思う。
ちょっと苦痛を伴う、なかなか叶いそうで叶わない「何か」が。
現状に満足しつつも、華原朋美の「I’m proud」の中にある
「届きそうで つかめない いちご」
をココロのどこかに持っていたい。
それが遠くにあるのか近くにあるのか、わからない。
案外、生活の片鱗にあるのかもしれない。

氷雨で湿った空気は、やがて春になるとキラキラと光りながら花の香りを届けてくれる。
私は、「満たされない何か」の正体を突き止め、寛解していきたい。

雪解けの力を私にください。

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