夕方、再びOD…。
昨日の一件を知っている某課長(ギブミー味噌汁男)に、昨日のことを茶化されたのだ。
怒りがこみ上げてきた。
どうして、私ばっかり…。
どうして、私ばっかり…。
どうして、私ばっかり…。
もう、死ぬしかないんだろうか。
死んだら、私がどれだけ傷ついているのかを分かってもらえるのだろうか。
気付いたら、別のフロアに座り、ソラナックスをポリポリと食していた。
会社で切れないためには、もうこの方法しかない。
嗚咽を堪えつつ、次から次へと薬を口に放りこんだ。
口に広がる涙は、水無しでもすぐにソラナックスを溶かしてくれた。
暫し、気絶。
…いつまでも、こんなのを続けられるわけがない。
戻らなければ。
でも、戻りたくない。
定時後、味噌汁上司に呼び出しをされた。
「俺に言いたいことがあれば言えよ」
とのこと。
なので、今まで2年間ひた隠しにしてきた薬のこと、心療内科のこと、うつのこと、全てを告白した。
負けるような気がしていたので絶対に言うまいとは思っていたんだが、限界だ。
逆に考えれば、2年間、私はよく耐えてきたと思う。
彼から発せられる言葉にも本当に傷付いてきた。
被差別を指す言葉を使い、笑いながら私を呼んだことは、一生忘れない…。親に言ったら泣かれたっけ…。
「お前が弱いからなんだろ。それに他部署にお前のことがばれたらどうすんだよ」
キター!
体育会系的発言。
きっと彼ならそう言うと思っていたよ。
もういい。
分かってもらおうだなんて思っていなかった。最初から。人に期待したらいけない。
やはり私が遺書を残して死なないと私の苦しみなんか分からないらしい。
いや、読解力がないから遺書の意味さえも分かってもらえないだろう。
諦めと絶望の縁で涙を流しながら、私はトイレに携帯電話を持ち込んだ。
心療内科の電話番号を押した。
急患ということで、特別に診てもらえた。
今日は情緒不安定だったので、吉熊を握り締めながら診察を受けた。
クマ医師は慎重に私の話を聞きながら、考え、一言一言を発した。
ソラナックスODの件については、少し怒られた。
きちんと飲んで初めて効果を発揮するんですからね、気を付けてくださいよ…とのことらしい。
なのに、ソラナックスを多目に処方してくれちゃう先生…。
「無理だけは、絶対にしないでください」
そう送り出された。
会計前、受付カウンターに鎮座するクマたん。
受付の人にお伺いを立てて、写メすることに成功した!With吉熊。
そんな二人を見ていたら、無性に「星の王子さま」(矢野顕子)が聴きたくなった。
星の王子さま
ぼくらは故郷をさがして
旅をつづけている 夢見ている
王さまも、うぬぼれも、実業屋も
昔は子供だったこと 忘れただけさ
友達になろう
好きな花を育てよう
たいせつなこと 目には見えない
君がもし砂漠で迷ったら
ぼくは君の井戸になりたい
呑み助も、点燈夫も、地理学者も
気づかずに暮らしている儚いもののこと
友達になろう
心の花をさがそう
たいせつなこと 目には見えない
はなれていても
君の声がきこえる
輝く星は笑っているよ
昨日の一件を知っている某課長(ギブミー味噌汁男)に、昨日のことを茶化されたのだ。
怒りがこみ上げてきた。
どうして、私ばっかり…。
どうして、私ばっかり…。
どうして、私ばっかり…。
もう、死ぬしかないんだろうか。
死んだら、私がどれだけ傷ついているのかを分かってもらえるのだろうか。
気付いたら、別のフロアに座り、ソラナックスをポリポリと食していた。
会社で切れないためには、もうこの方法しかない。
嗚咽を堪えつつ、次から次へと薬を口に放りこんだ。
口に広がる涙は、水無しでもすぐにソラナックスを溶かしてくれた。
暫し、気絶。
…いつまでも、こんなのを続けられるわけがない。
戻らなければ。
でも、戻りたくない。
定時後、味噌汁上司に呼び出しをされた。
「俺に言いたいことがあれば言えよ」
とのこと。
なので、今まで2年間ひた隠しにしてきた薬のこと、心療内科のこと、うつのこと、全てを告白した。
負けるような気がしていたので絶対に言うまいとは思っていたんだが、限界だ。
逆に考えれば、2年間、私はよく耐えてきたと思う。
彼から発せられる言葉にも本当に傷付いてきた。
被差別を指す言葉を使い、笑いながら私を呼んだことは、一生忘れない…。親に言ったら泣かれたっけ…。
「お前が弱いからなんだろ。それに他部署にお前のことがばれたらどうすんだよ」
キター!
体育会系的発言。
きっと彼ならそう言うと思っていたよ。
もういい。
分かってもらおうだなんて思っていなかった。最初から。人に期待したらいけない。
やはり私が遺書を残して死なないと私の苦しみなんか分からないらしい。
いや、読解力がないから遺書の意味さえも分かってもらえないだろう。
諦めと絶望の縁で涙を流しながら、私はトイレに携帯電話を持ち込んだ。
心療内科の電話番号を押した。
急患ということで、特別に診てもらえた。
今日は情緒不安定だったので、吉熊を握り締めながら診察を受けた。
クマ医師は慎重に私の話を聞きながら、考え、一言一言を発した。
ソラナックスODの件については、少し怒られた。
きちんと飲んで初めて効果を発揮するんですからね、気を付けてくださいよ…とのことらしい。
なのに、ソラナックスを多目に処方してくれちゃう先生…。
「無理だけは、絶対にしないでください」
そう送り出された。
会計前、受付カウンターに鎮座するクマたん。
受付の人にお伺いを立てて、写メすることに成功した!With吉熊。
そんな二人を見ていたら、無性に「星の王子さま」(矢野顕子)が聴きたくなった。
星の王子さま
ぼくらは故郷をさがして
旅をつづけている 夢見ている
王さまも、うぬぼれも、実業屋も
昔は子供だったこと 忘れただけさ
友達になろう
好きな花を育てよう
たいせつなこと 目には見えない
君がもし砂漠で迷ったら
ぼくは君の井戸になりたい
呑み助も、点燈夫も、地理学者も
気づかずに暮らしている儚いもののこと
友達になろう
心の花をさがそう
たいせつなこと 目には見えない
はなれていても
君の声がきこえる
輝く星は笑っているよ