世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

巻き髪と強迫性障害

2007年02月26日 22時46分07秒 | Weblog
ストレート用のムースが無くなっていることに気付いたのは今朝になってからだ。
逆にして押しても「ぷっ…、…しゅー…」というガスが抜ける音しかしない。
ヤバい…。
あれがないと、寝癖が落ちないではないか。
どうしませう。
1分ぐらい悩んだ後、巻き髪にしようと決心して、ホットカーラーのスイッチをオンにする。
強迫性障害になってから、出かける前に電化製品(熱を発するもの)を使用できなくなっていた。
出かける前に何度も確認しないと電源を切ったことを信じられない病、強迫性障害。
ひどいときには「ちゃんと切ったか」の確認に15分はかかる。
一度出発しても、不安感に負けてしまい、家に戻ることもある。
段々、電化製品を使うのを躊躇うようになっていた。
なので、ホットカーラーを使用するのは久々。

髪を縛ろうかとも考えたんだが、寒い時期に襟足を出すと必ず風邪を引くことを思いだし、却下。

髪にルシードエルのローションをたっぷり着ける。
NHK「おはよう日本」に出演する愛しの松尾アナウンサーを横目に、温まったカーラーを髪に巻きつける。

化粧している間にカーラーと髪の熱を冷まし、歯磨きを終えた後にケープ(緑)を振りかける。
カーラーを外す。
この間30分。

クマたちに「いってきまーす」をし、電化製品のスイッチを指差し確認して、出発。
巻き髪は巻かれた髪が首に絡まり、なにげにあたたかくて良い。
マフラーのようだ。
歩調に同調して上下に動く髪を気にしていたら、ホットカーラーの電源のことなんて忘れてしまっていた。

こんなこと、心療内科のクマ先生に言ったら、再び失笑するのだろうか。
「巻き髪で強迫性障害が快方に向かう」だなんて、信じてくれるだろうか。

真顔で報告する私、
失笑するクマ先生、
そんなやりとりを考えていたら、吹き出してしまった。
その刹那、クルクルの髪が、また上下に揺れた…。


会社のヲサレ系オジサマには「パーマネント?」とか言われた。
笑いを堪えるのに苦労した。せめて「ネント」は取ろうよ…。

★画像は、今日のお昼休み@トイレ。
もう少し、クルクルしているのが好みなんだが。
ドラマ「Age,35 恋しくて」の照井ミサ(瀬戸朝香)ぐらいの巻きっぷりを目指して、もう少し精進せねば。
(あのドラマ、もう10年ぐらい前の作品なのね。時々レンタルして観るが、古さを感じない。)


このブログもついに1,000話達成!
正直、こんなに書くとは思わなかった…。

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