「私のスフレ」林真理子先生のサイン会へ…!
あの怒涛の如くキョドった前回サイン会から、早三ヶ月。
昨日も緊張のあまり、よく眠れなかった。
今朝は早起きして、念入りに化粧&ブローをした。
仕事をさっさと終らせ、定時ちょい過ぎにタイムカードをガッシャン!
今日までに、今回発売になったエッセイ「私のスフレ」を3回読みなおした。
15歳の時にモテたかモテなかったかで、その後の女子の人生が決まる…という下りに激しく共鳴…。
会社近くの花屋で作ってもらった花束(今回はピンクのチューリップとトルコキキョウ)を抱え、いざ出陣。
林先生が待っている池袋へ…!
会場(リブロ池袋本店)に到着すると、既に長蛇の列。
私と同年代の女性が多い。
待っている間も、彼女たちは熱心に「私のスフレ」を読んでいた。
私も本に目を落としたが、文が頭に入ってこない。
恐らく極度の緊張からだろう。
いよいよ順番が近付いてきた。
前に並ぶ人々の間から、林先生のお顔がチラリズム!!!!!
グレーのスーツと黒のニットをお召しになられている林先生は本当に綺麗だった。
「不機嫌な果実」の濡れ場も、
「戦争特派員」の菜々子の切ない生き方も、
「天鵞絨物語」の煌びやかな世界も、
全部、あの先生自身がお生みになられた。
大好きな作品たちの総本山であるそのお姿は、
私には眩しくて眩しくて…「先生、好きすぎます!」と言ってしまおうかと密かに思ったほどだ。
「お待たせしました~」
じっと私の顔を見つめる林先生。
「ああ!こないだも来てくれましたよね~!?」
と、仰ってくださった。
感無量。
予め為書用のメモに書いておいた私の名前をご覧になり
「これ、…難しい○だよねー」
と仰った!!!
そう、私の苗字●○の○は、難しい。
簡略バージョンよりも重みがあるので、あえて○にした。
ああ、いっそ、「亮子&吉熊」にしてもらえば良かったかな…。
動揺した私、
「あ、簡単な方でいいですよ」
と思わず発言。
こともあろうに、大作家に向かって「あ、簡単な方でいいですよ」と。
失礼に当たらなかったかしら、と後で思ったりなんかして…。
「いいよ、大丈夫よ~」
と、優しく仰りながら私の名前とサインをしてくださる林先生をまじまじと観察。
黒真珠の二連ネックレスと、真珠の指輪をなさっていた。
照りといい、色といい、最高のグレードだということは、私にも分かった。
前回のサイン会も真珠をなさっていたので、きっと真珠がお好きなのかもしれない。
「これ、つまらないものですが」
と、おずおずと花束贈呈。
「まあ、ありがとう!これからも、よろしくお願いしますね」
深みのある声とあたたかい手の温もりに送られて、会場を後にした。
今回のエッセイの帯にはこう書かれている。
「東京へ行きたかった。あの街へいきさえすれば、素敵なことがいっぱい起こると信じていた。」と。
私も、22歳で故郷を離れて東京に移住したとき、同じことを思っていた。
駅で見送る母親の悲しそうな眼差しを振り払ってまでも来たかったこの街。
あのときの選択はきっと間違っていなかった。
憧れの人と会って会話をすることができる
…こんなに素敵なことが待っていたのだから。
あの怒涛の如くキョドった前回サイン会から、早三ヶ月。
昨日も緊張のあまり、よく眠れなかった。
今朝は早起きして、念入りに化粧&ブローをした。
仕事をさっさと終らせ、定時ちょい過ぎにタイムカードをガッシャン!
今日までに、今回発売になったエッセイ「私のスフレ」を3回読みなおした。
15歳の時にモテたかモテなかったかで、その後の女子の人生が決まる…という下りに激しく共鳴…。
会社近くの花屋で作ってもらった花束(今回はピンクのチューリップとトルコキキョウ)を抱え、いざ出陣。
林先生が待っている池袋へ…!
会場(リブロ池袋本店)に到着すると、既に長蛇の列。
私と同年代の女性が多い。
待っている間も、彼女たちは熱心に「私のスフレ」を読んでいた。
私も本に目を落としたが、文が頭に入ってこない。
恐らく極度の緊張からだろう。
いよいよ順番が近付いてきた。
前に並ぶ人々の間から、林先生のお顔がチラリズム!!!!!
グレーのスーツと黒のニットをお召しになられている林先生は本当に綺麗だった。
「不機嫌な果実」の濡れ場も、
「戦争特派員」の菜々子の切ない生き方も、
「天鵞絨物語」の煌びやかな世界も、
全部、あの先生自身がお生みになられた。
大好きな作品たちの総本山であるそのお姿は、
私には眩しくて眩しくて…「先生、好きすぎます!」と言ってしまおうかと密かに思ったほどだ。
「お待たせしました~」
じっと私の顔を見つめる林先生。
「ああ!こないだも来てくれましたよね~!?」
と、仰ってくださった。
感無量。
予め為書用のメモに書いておいた私の名前をご覧になり
「これ、…難しい○だよねー」
と仰った!!!
そう、私の苗字●○の○は、難しい。
簡略バージョンよりも重みがあるので、あえて○にした。
ああ、いっそ、「亮子&吉熊」にしてもらえば良かったかな…。
動揺した私、
「あ、簡単な方でいいですよ」
と思わず発言。
こともあろうに、大作家に向かって「あ、簡単な方でいいですよ」と。
失礼に当たらなかったかしら、と後で思ったりなんかして…。
「いいよ、大丈夫よ~」
と、優しく仰りながら私の名前とサインをしてくださる林先生をまじまじと観察。
黒真珠の二連ネックレスと、真珠の指輪をなさっていた。
照りといい、色といい、最高のグレードだということは、私にも分かった。
前回のサイン会も真珠をなさっていたので、きっと真珠がお好きなのかもしれない。
「これ、つまらないものですが」
と、おずおずと花束贈呈。
「まあ、ありがとう!これからも、よろしくお願いしますね」
深みのある声とあたたかい手の温もりに送られて、会場を後にした。
今回のエッセイの帯にはこう書かれている。
「東京へ行きたかった。あの街へいきさえすれば、素敵なことがいっぱい起こると信じていた。」と。
私も、22歳で故郷を離れて東京に移住したとき、同じことを思っていた。
駅で見送る母親の悲しそうな眼差しを振り払ってまでも来たかったこの街。
あのときの選択はきっと間違っていなかった。
憧れの人と会って会話をすることができる
…こんなに素敵なことが待っていたのだから。