世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

来年の自分のために。

2007年02月15日 21時59分54秒 | Weblog
この冬、東京は本当に暖かい。

凍えるような寒さなんて、1、2回あったかないかである。
氷も雪も見ていない。
しかし、今日の帰りは手が悴むぐらい寒かった。
朝から昼すぎまでは暖かかったんだが。

今日も予算作成に始まり、予算作成で終わった。
昼過ぎから別件で部内が急に慌ただしくなり、そんなときに限って店舗からの電話がジャンジャンかかってきて…。んもぅ、パニック寸前。

予算作成に初めて携わった6年前、明確なマニュアルなんてなかった。
「とにかく、やって」と言われて、やったは良いものの、今思うと、それはかなり能率の悪いやり方だったと思う。
毎年、予算作成で学んだことや改善点を「亮子のマル秘ノート」にしたためている(←クマのイラスト入り)。
今年になり、ようやく自分なりのマニュアル確立を実感できるようになった。

初めて今の心療内科を受診したときに
「どうして会社を辞めなかったんですか?」
と先生に言われた。
たしかに、そういう道もあったのかもしれない。
上司に切れたという人生の汚点に耐えきれず、会社を去ることは他人から見れば当たり前のことなのだろう。

でも、あの頃の私は、会社を辞めることよりも、自殺をすることの方に強いリアリティを感じていた。
会社に固執するなんて、平成の労働意識から逸脱しているかもしれない。
しかし、今まで積み上げてきたものをこの手で崩すなんて、私にはできなかった。
そして、私が私なりに培ったノウハウを簡単に他人に渡すつもりがないのは、今も変わらない。

野心やシタタかさという単語ほど私に似合わない単語はないらしいのだが、この点についてはかなりの執着心を持っている。

だから。

明日も数字と戦い、私のマニュアル構築に力を注ぐのだ。
来年の自分のために。