世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「女性は子供を産む機械」

2007年02月01日 21時26分15秒 | Weblog
大臣が、「女性は子供を産む機械」だと述べた件について。

聞いたとき、あまり驚かなかった。
私のいる世界では、そんな意識に触れる機会が多すぎるからだ。
今更という感じすらする。
…神経が麻痺してしまっているのかもしれない。

仕事では我慢しているんだろう殿方の本音が、飲み会などで無様に炸裂するのを数回目撃してきた。
某上司などは
「女は豚みたいに子供を産んでりゃいいんだ」
と正面切って発言していた。
「女の子は綺麗なうちに結婚してほしい。社内の女の子の循環が悪くなるから」
「自慰ばっかりして性行為をしないから、そんなにひんまがった性格になるんだぞ、お前」とも。

もう、口で諭そうとか、反論しようとかいう発想は私の中にはない。
馬鹿馬鹿しくて。

あの世代の殿方に「ジェインダーフリー」とか言っても分かってもらえないのが現状だ。
彼等の思想の根底に女性蔑視という意識が当然のようにあるから、ああいう発言がポロリと出てしまうんだろう。

それはそれで仕方がないと思う。

社会に影響力がある官僚に対しては、諦めて辞任でも何でもしてくださいって感じ。
某上司に対しては、…黙殺して挑むしかない。

でも、ここで尾崎豊なホットなハートを持つ私は、そんな言葉に素直になれるはずもなく「誰にも縛られたくないと~♪」と、盗んだバイクで暴走するんである。

彼等の思想の存在は認める。
でも私は彼等の望む「機械」や「豚」になるつもりはない。
なってたまるか。

あんなに馬鹿げた意識を持つ人が動かすこの国。
その思うツボにはならないよ、私は。

負け犬と言われようが、男も寄り付かない女だと言われようが、かまわない。
国や某上司に対して、無言の抵抗をして差し上げますわ。ふふふ。

最後に。
自分が「機械」や「豚」から産まれてきたことを、誰か彼等に教えてやった方がいいんじゃないか?
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