世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

宮仕え

2007年02月27日 22時46分23秒 | Weblog
夕方からメインディッシュ的業務に取り掛かるってどうよ…。

午前中は嫁的業務に明け暮れ、午後は支払いの締め。
予算に取り掛かり始められたのは夕礼後だ。

昨日、あんなに浮かれぽんちな日記を書いていたが、実は、朝から社長に怒られて凹んでいたのだった。
でも、直接「こうしてほしかったんですよ」と言われた方が、陰で色々言われるよりも良い。
自分の要求にどう対応したかまでをちゃんと見ている彼だから、ピンチをチャンスにしようと前向きになれる。

昔、中国の宮廷に遣える男性は去勢されたらしい。
宦官といい、男性器を取られることで、官吏は王に背く意欲を失わされていた。
時々、自分がその官吏になった錯覚に陥る時がある。
上記のように前向きになるのだが、一瞬、鈍い痛みを覚えることもある。

官吏と同様に、痛みを覚え、そして「何か大切なものを失ってしまったんではなかろうか」という虚しさみたいなものを感じるのも事実なのだ。

でも、そんな歴史に想いを馳せる暇などなく、次の瞬間には吉熊上司に駆け寄り、ホウレンソウをして対策を練る私がいる。

会社にいる限り、私は官吏になるしかない。
『男性器』を切断したことを悔やんではいけないんである。

どんなに憤慨しても、最終的には社員を守ってくれると、
…私はあの社長を信じている。


コメント (2)