世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

血圧オバチャンのネイルアート

2005年10月31日 22時47分26秒 | Weblog
週のはじめ。

年に一度の健康診断。
昨日、健康診断のことをすっかり忘れて飲んでしまった。

尿検査、レントゲン、視力などのオーソドックスな診断である。
体重は昨年同月より2キロ落ちていた。
例年、診断の前は頑張ってダイエットをしているのであるが、
最近は胃の調子が悪く、消化の良いもの重視の食品選択を心がけたため、
意識をせず、そんな結果が出た。

別に嬉しくない。

痩せたい時に痩せるのは嬉しいことかもしれないが、
今はマックのポテトのLサイズを食べられる胃の方が羨ましい。

血圧を計測してくれるオバチャンの前に佇む。
いかにも話好きそうな人だと思った。
予感は的中し、喋る喋る…。

中学時代の栄養管理師のオバチャンに極似。
「桜島大根」というあだ名が着いていた彼女は元気だろうか?
彼女のぽっちゃりした腹を思い出しながら席につく。

血圧オバチャンは、私の血圧が低いことに驚いたらしく、
「あなた、普段からこんなに低いの?おかしいわ」と、二度も計り直していた。
そして私の喫煙量にも驚き、
「あなた、オヤジになっちゃうわ」
と危惧していた。

「オバサン」になる、と言われた方が、私の恐怖ベクトルは過敏に反応して、
暫くは喫煙量も減っただろう。
しかし、「オヤジ」という単語ではそうはいかない。

性が突如逆転するなど有り得ないし(メンタルな部分では起こり得るが)。
むしろ「オヤジ」という単語は「オバサン」という単語より抵抗がない。
オヤジギャル、好きだったし。

その後、血圧オバチャンはマシンガンのように胃と煙草の関係性についてべラべラ語っていた。
そんな話、聞き飽きているし、興味が持てない私は
彼女の花柄のネイルアートの方に気が向いてしまっていた。

村上隆の花の絵みたいなポップなネイルアート。

自分でやったのかな?
いいなあ。
気になる…。
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