世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

私の、これから

2005年10月22日 23時57分27秒 | Weblog
あんなに待ちに待った休日だったのに、結局ぼんやりして終わってしまった。

「日本の、これから」を観る。
羽毛田さんのテーマ曲に萌えた。
それにしても今年の「Live image」、良かったなぁ。
今年ってあまりいい年ではなかったけれど、「Live image」等の良いこともあったんだなぁ。
曲を聴きながら煙を吐き出し、再びぼんやりしてしまう。

そして本題。

やっぱり期待を裏切らなかったぜ、NHK。

初っ端からヤマンバギャル、センターGuy。
渋谷センター街の路上で、まるで自宅にいるかのようにまったりしている彼等。
「今だけ楽しければいいじゃん」
…ごもっとも。
私もそう思うよ。

労働者であり、地味ななりをしているというだけで、
「今の若者は!!」というアカラサマな非難を私は受けない。
スピリッツは彼等と同じであるのに。

スタジオ内ではやはり白熱した議論が行われていた。
焦点はやはりニートやフリーター。
その延長で労働についても議論されていた。

私はニートやフリーターについて、何とも思わない。
あんまり興味が無いのかもしれない。

其々の人生で、其々の事情もあるのだから…。
そもそも、他人の人生にあれこれ口を出すのって私の美意識では不可解なことなんである。
育ててくれた親が口を出すのは出資者の当然の権利だと思うのだが、
他人に「君の人生は間違っている」なんて言われる義務は誰も有していないはずだと思う。

世の中には「フリーターやニートが増えると社会が崩壊する」って危惧する人もいるが、
そういう人の真っ当な意見の裏には、年金等の「見がえり」への期待を薄っすら感じる。

私は、今の若者に当然のように期待する大人を気持悪く感じる。
それ以上に、期待できる「のほほんさ」を羨ましく感じる。

私は誰にも期待せず、私だけの力で生きていきたいと思っている。
誰にも迷惑をかけず、誰にも迷惑をもらいたくない。
可能な限り、その生き方を貫徹させたい。

渋谷で若者が屯していようが、私には関係のないこと。

「今だけ楽しければいいじゃん」
若者同様、そう思うけれど、でもそれだけでは私の満足する典雅な人生は手に入らないんである。
将来、老人ホームで「あらあら、今の若い方ってそういうお考えなのねぇ」とテレビを観ながら優雅に笑っていられる老人になるのが夢だから。


そのためには、今を精一杯生きることが大きな課題なのである。


そんな私も大人から見れば「非情な若者」という非難の対象になるのだろう。

っていうか、この番組。
27歳の私は「若者」と「大人」のどちらに属するのだろうか。
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