晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

祥月命日

2014-07-14 21:37:23 | Weblog
 今日は実家の母の祥月命日。ということで、昨夜の三姉妹女子会は母を偲ぶ墓参会となりました。

 昨日は朝から雨。しかし、お昼近くには都合よく雨も止み、熟れはじめた桃を収穫してみる気になりました。
今年やっと実を付け始め出荷には及ばない自家用の<白鳳><なつごころ>の初物です。
 わずかですが、それでも選りすぐりをひと箱詰めにして母の命日のお供えとしました。
姿はともかく、娘が育てた桃であることが何よりでしょからね。
 

 果樹農家に嫁いだ末娘の心配はいつも母の心の中にあっただろうと30年が過ぎた今も思えます。
 「なぁに、あなたの末娘はイキイキと果樹栽培を楽しんでおります。」
 「心配ご無用!慣れない農作業も、今はお手のものです。」
 「どう、この上品な白桃を見てください。」
 
 お墓参りをすませると、いつもこの日は<母の定番の夏料理>を姉が作ってくれています。
涼やかに夏野菜などをたっぷりトッピングした冷麦を冷麺風に味付けしています。
あの頃の母と違うのは、器がずいぶんおしゃれかしら・・・。
 「うん、うん、この味」
 「子どもの頃は、ピンクに緑の色付けされた数本の麺が嬉しかったぁ」
 「なつかしい・なつかしい」と姦し娘は幼い日の母の思い出を語りながら、またもや深夜帰宅となりました。

  < 娘等は 幼き日々を 懐かしむ >


 
コメント (12)
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