晴乗雨読な休日

休日の趣味レベルで晴れの日は自転車に乗ってお出かけ。雨の日は家で読書。

池波正太郎 『鬼平犯科帳 3』

2013-12-09 | 日本人作家 あ
ここ最近、テレビを見るといえば、もっぱらニュースか旅番組で、たまに
面白そうな映画があれば見るくらいで、ドラマはもうここ数年まったく見て
ません。たぶん最後に見たドラマは阿部寛の「結婚できない男」。

というくらいなので、時代劇もほとんど見たことがないのですが、時代小説
の面白さに気づいてからは、読んだ本が原作のドラマや映画は見てみようか
な、なんて思ったりしてます。

さて、鬼平にハマったといいながら、ようやくシリーズ3作目。

ここでは、6篇が収めてられてるうち平蔵の京都での話が2つ、旅の途中での
話が2つと、火付盗賊改方の”鬼の平蔵”ではなく、プライベート寄りの「
人間、長谷川平蔵」が描かれています。

とはいっても、旅先で事件に遭遇して、というか巻き込まれて解決の手伝いを
したりと大変。

道中である老人から盗賊にスカウトされそうになったり(盗方秘伝)、若かりし
頃の平蔵を知る女、お豊の話(艶婦の毒)、殺されそうな女を助けたことが
きっかけで謎の組織に狙われたり(兇剣)、途中で旅に合流した平蔵の幼馴染み
の岸井左馬之助の同郷の男の話(駿州・宇津谷峠)などなど。




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