クリスマスの夜、高級レストランを予約する。料理は予め決まっている。若干選択する部分もあるがさほどの問題ではない。しかしポマードで固めた七三分けのソムリエとのやりとりが憂鬱である。
予算内で料理に合わせたワインをカッコよく注文したい。
クリスマスのコースは大概は前菜・魚料理・肉料理とフルコースになっている。魚料理には白、肉料理には赤となるとやはりグラスワインでも選択した方が良いのだろうか。ソムリエさんがシャンパンを勧めてくるのはシャンパンがオールマイティーなワインだからなのだろうか。
クアトロの父の個人的な意見としては、自分の飲みたいワインを飲むべきだと思う。魚料理に赤ワインでも肉料理に白ワインでも良いと思う。本来は、ワインに合わせて料理のソースを変えてくれる店がベターではあるが、クリスマス・メニューではそうはいかない。それでもクリスマス・メニューは結構ワインを選ばないものだ。
もちろんシャンパンでも良いが、赤でも白でも自分達の好みのワインをボトルで飲んでみよう。ボトルで飲むと始めの一口目から最後の一杯までにワインが表情を変えてくるものである。もちろん料理の影響もあるのだが、グラスワインでは味わえない楽しさがある。
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※クアトロ本日の魚
青森産スルメイカ
北海道産天然ヒラメ
神奈川産スズキ
三陸産クロガレイ
三陸産マコガレイ
広田湾産殻カキ
タスマニア産サーモンのマリネ
などなど
特にクロガレイのアクアパッツァは絶品である。ここは白ワインで楽しんで欲しい。
話が矛盾する?クアトロの父だ。
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そして、ボトルワインには色々と物語があるものである。
ソムリエさんはきっと話の種も添えてくれるものだ。
「このワインはどこどこで誰それがどのように造ったのでこういう個性があります」などと披露してくれるだろう。その中から話の種を拾えれば楽しいクリスマスの演出になると思う。
始めの乾杯はシャンパンをグラスで取り、その後は自分達の好みのタイプのワインをボトルで楽しむ。それがお勧めである。
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