ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

流山散策記

2010年03月17日 | 個人的な話

Photo_2 午前中、自宅から流山運動公園方面へと散策に出かける。
流山市に入ると林や田畑が多く、バードウォッチングに最適である。
この一帯は江戸時代、佐倉牧と呼ばれた徳川家の馬の放牧場だ。
散策の途中にも当時の馬返しの土手の断片が見られる。
林からは時折、ウグイスの鳴き声も聞こえる。
変わった鳥を見つけられないかとキョロキョロとするが、特別な成果は無かった。
人家も途絶えたあたりに、社があった。
「天形星神社」とある。
テンギョウセイ神社と読むのだが、意味深長な名前だと思える。
この社は、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトを祀ってあるという。
映画「日本誕生」によれば、三船敏郎の役どころである。
また、この下総の国で信仰を集める平将門に関連があるのではという説もあるようだ。
将門は星を自身のシンボルにしていたとも云う。
スサノオも高天原を追放されているアウトローである。
スサノオの名を借りて密かに将門を祀ったのではとクアトロの父は推察する。
神話の世界から戦国時代、江戸時代と思いを巡らせつつ散策を続けるクアトロの父だが、いつものごとく、すぐに空腹を覚え、お昼は何を食べようかという現実的なことに思いを巡らし始める。

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