クアトロに新着のチーズでフランス・シャンパーニュ産「バラカ」がある。
ヨーロッパでは幸運を招くと云われる馬蹄形をした白カビチーズだ。
金色の飾り紙がないと、形がわからないほどに白カビがふんわりと全体を覆っている。
白カビチーズは表面から熟成していく性質があるのだから、棒状のものの方が熟成は早く均一になる。
ただ棒状では味気ないからひょいと丸めてみたら、馬蹄形になった。
馬蹄は幸運を招くと云われていることから「幸運を招く馬蹄形のチーズはいかがでしょう、中身はトロリととろける美味しさです」といったセールストークが付けられる。
フランス人の商才の光るところだ。
さらに、同郷のシャンパンとの相性が良いと云ったセールストークも加わる。
シャンパンに便乗して売ろうと云ったところだ。
「バカラではなくてバラカですよ、当たり外れはありませんよ」とクアトロの父。
クアトロの父のセールストークは的外れだ。
※8日金曜日のディナーは貸切のため一般の営業を休ませていただきます。
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