ペスカトーレの美味しさの秘密を探ってみよう。まず、旨味成分には色々あるが、主なものにグルタミン酸とイノシン酸がある。さらに、そのグルタミン酸とイノシン酸が合わさると相乗効果で、1+1が2以上の効果を出す。日本料理では、コンブのグルタミン酸とかつおぶしのイノシン酸を合わせると云う知恵に見られる。そして、イタリア料理だとトマトの豊富なグルタミン酸と魚介や肉のイノシン酸が煮込むことで融合すると云う知恵に見られる。まさに、ペスカトーレが旨味相乗効果の典型である。さらに、これが半額となると、またまた相乗効果である。
※その日の仕入れにより、魚介の内容は写真とは異なります。
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