秋の爽やかな風が、豊四季の里にも訪れている。里の樹木も柔らかくそよぎ、心穏やかに過ごせそうであった。
今朝、クアトロの父はビッコを引いての出勤だ。秋の爽やかな風までが敵に思える。そう、痛風の発作に顔をしかめているクアトロの父だ。
草野球の練習での筋肉痛など今日思えば心地よい痛みなのだ。急激な運動をして充分な水分補強をしなかったために尿酸値が上がったしまって痛風発作が出たのだ。自己管理能力が足りないと反省するも事遅かりしであった。
医者に痛み止めをもらって頑張るクアトロの父だが、仕事中も少し足を引きずっている。赤ワインを選びにワイン庫へ向かうクアトロの父は足を引きずっているのだ。
自己管理は出来なくても、赤ワインの管理には心を砕くクアトロの父。赤ワインの場合は軽快なタイプから重厚なタイプに座標軸を設定するのが良いのだろうが、赤ワインの場合は重厚になればなるほど価格も高くなるのだ。クアトロでの赤ワインの品揃えはどうしてもやや重厚なものに集中してしまう。そこで、クアトロの赤ワインの品揃えはワイン個々の個性でバリエーションを持ちたい。それにはブドウ品種別に揃えるのが手っ取り早いようである。
今日のクアトロの赤ワインは、写真の左から“メルロー”“バルベーラ”“サンジョヴェーゼ”“ジンファンデル”“シラー”“カベルネ”といった具合だ。料理との相性も考えるが、お客様の好みにブドウ品種の個性を合わせた方が良いようだ。
『あのお客様には優しい味わいのメルローにしようか、個性的なジンファンデルにしようか』などと推理するのだ。
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