今日は敬老の日。
先日、お客様と映画の話をしていた。
お客様に、泣ける映画を教えてと云われた。
今、この映画で四回泣けますとか云うのもある。
その泣ける要素を考えてみると失恋、離別、戦争といったキーワードかと思った。
それぞれに子供がかかわると泣ける確率が上がるのかと思う。
その後思うに、老いるということもキーワードに入れなくてはいけないのかと思ったクアトロの父。
自分が老いてきたから思うのかもしれないが、年寄りになることが悲しいのではなく、上手に年老いたり、人生をまっとうした人物像に映画を通して出会えると泣ける。
特にクアトロの父のおすすめは「阿弥陀堂だより」。
淡々と人生の行く末を見つめただけの映画だが、とても心にしみた。
クアトロで年配のお客様が楽しそうに食事をしているのを見ると心がなごむ。
さらに、お一人お一人に映画のようなドラマがあるのかなと想像する。
そして、敬老の日に、樹齢の古いワインがクアトロのおすすめだ。
上手に年老いたブドウの味わいに、涙ぐむかもしれない。
“オールドヴァイン・ジンファンデル”は、一本で四回泣けるかも・・・。
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