ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

シャトー・オー・ブリヨン1974

2015年09月05日 | ワインの話

先日、お客様が自宅の納戸に仕舞い忘れたワインがあるが、飲めるだろうかと云う質問があった。
五年前に定年退職する時に、その方の入社した年のワインを贈られたと云う。
その入社した年は、1974年41年前になる。
41年経って飲めるワインはそうそうは無い。
保存状況が良く、ボルドーの高級ワインであれば可能性はある。
そこで、ご自宅に帰ってからそのワインの銘柄を調べてもらった。
「シャトー・オート・ブライアン」とか書いてあります。
と、クアトロの父に電話が入る。
それって、「シャトー・オー・ブリヨン」ですね。
フランスを代表するワインで、長期熟成に耐えるワインです。
早くに飲むことをお勧めします。
クアトロで飲むときは、一日前にはお持ちください。
予め、瓶を立ててオリを沈めましょう。
と、提案したクアトロの父だ。
そこで、今日クアトロでその「シャトー・オー・ブリヨン」を開けることになった。
しかし、残念なことにオー・ブリヨンは74年まで品質が低迷していたと云われる。
その74年もの、はたしてどのような味になっているのだろうか・・・。
皆さんの納戸にも仕舞い忘れたワインがあったら、ワイン探偵クアトロの父に相談しよう。

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