ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

がばいズワイガニ

2009年05月02日 | パスタの話

Photo クアトロの父が子供の頃はカニといったら缶詰になっているものだと思っていた。カニの姿は船橋ヘルスセンターか谷津遊園へ行く途中に船橋の駅前で見かける毛ガニ程度だった。大人になってから茹でたカニを丸ごと食べることを覚えるのだった。
今日のクアトロに立派なズワイガニが入荷。そのズワイガニを丸ごと使ったパスタは、クアトロのビックリ・メニューのひとつだ。クアトロの父の子供の頃には考えられない食べ物である。
このパスタの食べ方には苦労が多い。一心不乱にカニの身をほぐし山のようにその身を積み上げる。ここでむき身を食べてしまうとその先にある幸せに出会えないから注意が必要だ。そのむき身をカニ味噌に和えてからパスタを絡ませて食べる。やっとパスタと一緒にカニを味わう時の達成感は恍惚となるものだ。苦労をしないで食べるカニの缶詰では味わえない幸福が訪れる。
「苦労は幸せになるための準備運動たい」がばいばあちゃんの教えはここにも活かせるのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミートソース | トップ | がばい丸ガニ »

コメントを投稿