ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

石川さんのサンマルツァーノ到着

2010年07月23日 | 食材の話

Photo ポンペイを沈めたベスピオ火山の噴火。
そのベスピオ火山の火山灰の中から生まれたのがベスピオ火山の麓にあるサンマルツァーノ村のトマトだ。
長なすの形をしたトマトで、甘みと旨味が凝縮されたトマトだ。
このトマトは酸味が少なく生食よりも火を加えて調理するとこの上なく美味しい。
日本ではイタリアン・トマトと呼ばれ缶詰の水煮で馴染みがある。
このサンマルツァーノはベスピオ火山の麓でしか栽培が難しかったが、筑波山の麓、柏でも栽培が可能となった。
そこには、石川さんという千葉県認定の農業マイスターの努力がある。
サンマルツァーノに適した火山灰の土壌を研究しその土作りから工夫して柏産のサンマルツァーノが誕生した。
今朝、今年初のサンマルツァーノがクアトロに届けられた。
クアトロにも本格的な夏が訪れたという実感である。
これから約二ヶ月ほどだろうか、石川さんのサンマルツァーノから作ったトマトソースのパスタをクアトロでお楽しみいただける。

※明日土曜のディナーは貸切のため、一般の営業を休ませていただきます。

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