「アルプスの少女ハイジ」に出てくるようなチーズをハードタイプのチーズという。
冬に雪で覆われるスイスの山間では、冬の間のタンパク源の確保のために、ハードタイプのチーズはとても大切。
アッペンツェラーというチーズは「アルプスの少女ハイジ」の舞台になった地域アッペンツェルのチーズ。
歩く熊の図柄はこの地域を治めていた国王の紋章とか。
味わいはとても深く、爽やかな中にスパイシーな風味がすばらしい。
白ワインとリンゴ酒にスパイスをブレンドした液でチーズの表面を洗ったり浸したりする製法はこの地方の伝統的秘法とのこと。
熟成の長さで、味わいの濃さが変わり、ラベルの色も変わる。
銀・金・黒とあり、黒ラベルが一番長く6ヶ月もの。
クアトロにアッペンツェラー黒ラベルが到着している。
このチーズはその製法からか独特な個性のある深い味わい。
特に黒ラベルは味噌のような発酵食品の味わいを持ち、日本人好みのチーズであろう。
アッペンツェラーはリンゴ酸系の白ワインとの相性が良いようだ。
クアトロの父は、吟醸酒と一緒に楽しみたいと思うチーズだ。
アルプスの冬、山奥の小屋の中でストーブの火にあたりながら、チーズと白ワインを口に運ぶアルムおんじ。
かたわらには、孫娘ハイジ。
何年か先、豊四季の冬にアッペンツェラーと吟醸酒を口に運ぶクアトロおんじ。
かたわらに孫娘。
などと夢想するクアトロの父だ。
アッペンツェラー黒ラベルと吟醸酒セットご用意してあります。
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