ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

冷めた夫婦に冷めたワインを

2009年12月28日 | ワインの話

Photo 今日でクアトロの一般営業は終了だ。
クアトロは明日からおせち作りに全力を挙げることになる。
このクアトロのおせちのコンセプトは、お正月のお酒の肴になるものとなっている。
さて、このおせちと一緒に飲みたいワインやお酒があったらご相談に乗るクアトロの父である。
ワインやお酒のセレクトは、気の合った夫婦ならば、個性的な高級なものが良いだろう。しかし、気の合わない夫婦や好みの違う家族が集まった時が問題である。せっかくのお正月を楽しく過ごしたいのに、お酒の好みで喧嘩をしたくないものだ。
そこで、クアトロの父がおすすめするワインとお酒である。特にワインは来年からクアトロのハウスワインに指定しようと思っているものをお勧めしたい。
イタリア・トスカーナのピサ地区にあるバディア・ディ・モローナが作る“ロッソ・ディ・ポッジ”と“ビアンコ・ディ・ポッジ”である。
このワインは赤でも白でもちょっと冷やしめで飲もう。ワインは全般にそうなのだが、ワインの持つ酸が料理との相性を生む。このワインは香りよりも、酸がしっかりしているので色々な料理に合わせやすい。その利点を追求すると温度は低めで良い。酸がしまるのである。たとえばジュースも冷やした方が美味しいのと同じだ。
しかし赤ワインの場合冷やしすぎると渋みが強くなるので冷やし過ぎても良くない。渋い赤ワインが好きだという人もいるが、そういう人はワイングラスに氷を入れて飲むと良い。これも決して邪道な飲み方ではない。
次に、ワイングラスは大きい必要はない。香りに特色のある高級ワインではないので、大きすぎても香りが鼻の位置まで上がってこない。それにグラスが大きいとワインの温度がすぐに上がってしまう。
お正月は、クアトロの父おすすめのワインをちょっと冷やしめで、大きすぎないグラスを使い、こまめにグラスにワインを注いであげる。もしくは注いでもらう。
冷めてきたご夫婦にもおすすめのお正月テクニックである。
31日はおせちのご予約の無い方にもクアトロでワインとお酒だけのご相談に応じるクアトロの父である。ただし夫婦仲の改善に対しては責任を負えませんのであしからず。

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