ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

初夏のゲヴュルツ

2013年06月29日 | チーズの話

Photo クアトロの新着チーズ“アフィネ・オ・ゲヴュルツトラミネール”。
名前は、ゲヴュルツトラミネールと名乗っているがもとはと云えばマンステールである。
マンステールはフランスのドイツとの国境沿いアルザス地方で作られる歴史あるウォッシュチーズだ。
アルザスの青い空と表現されるほど、恵まれた自然の中で育ったこのマンステールと云うチーズは修道女たちによって造られる。
塩水で磨かれ熟成し、鼻が曲がりそうなほど臭いチーズになるが、それは表面だけのことで、その内側にはねっとりと舌にからみつく美味しいチーズが隠されている。
その臭いが旨いマンステールをアルザスの気品のあるワイン「ゲヴュルツトラミネール」から造ったマール(蒸留酒)で仕上げたのがこの“アフィネ・オ・ゲヴュルツトラミネール”。
そのワインはバラのような香りとライチのような味わいを持ち全体に気品のある味わい。
クアトロのアルザス白ワイン特集でも人気があるワイン。
マンステールをゲヴュルツトラミネールで仕上げたこのチーズは、荒々しさと繊細さを備えた奥深い味わい。
ここに、さらにアルザスのゲヴュルツトラミネールを合わせて楽しんでみよう。
クアトロのアルザス白ワイン特集もいよいよ明日まで。
自家製生パスタ特集は、クアトロの父の体力の限界に挑みつつ、好評につき続投。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初夏のカルパッチョ | トップ | 初夏の八丈アカムツ »

コメントを投稿