国道367号線、通称鯖街道より安曇川を渡り滋賀県道、府道110号線を経由して久多の中心部だと思われるところで立派な茅葺き民家を見付けた。
恐らくは普段あまり人も訪れることもないはるか山奥の山間僻地・・・三々五々こうした懐かしい佇まいに出会える山里。
入母屋茅葺き屋根の大きな建物・・・脇には役目を終えたであろう・・・絵に描いたような土蔵が物憂げに立ち尽くす。
この民家は民宿を営んでいるようだが・・・僕が訪れた秋の終わり・・・それでも2台の車が停まっていた。
柱や木部は滋賀に近いからかベンガラ仕用・・・しかし屋根は痩せこけ既にアバラも見える状態・・・よく見ると玄関先も荒れている。
もう民宿の役目も終えて朽ちるのを待って居るのだろうか??
撮影2015.11.19