前回紹介の新出町から南進、丘陵のゴルフ場内を通過する県道で日野町杣に出る。
最初の信号を左折して県道168号線で鈴鹿山系の方角に進んでいくと突き当りが原の集落でそれより奥に道は無い。
原の集落は鈴鹿山系の山裾の西面する斜面に建ち並ぶ里山集落でおおよそ50件ばかりが軒を連ねている。
集落のはずれ最奥の山手斜面にこの芦谷神社が鎮座していて静寂の中にで鳥の声だけが響いていました。
脇参道から境内に入る石段脇の二本の木立の間に勧請縄が掛けられていて重いほどにいっぱいの樒の小枝を着けた小勧請が目に付く。
小勧請は十二下がり、ここでも縄の片側には大きなワラフサが付けられていましたが前回の 八千戈神社とは左右が逆になっているのが気に掛かります。
左側の勧請木の根元には10本の幣をつけた小杭が立てられていてこれもあちこちでよく見かける呪具です。
二本足りない様ですが、近くに転がっていました。
撮影2009.2.14